おは代々木ダイアリー

いろいろ試したメモを書きます。このブログはアフィリエイトを使用したプロモーションを含みます

年末のポイント整理を行いました

年末なので、今年ためたポイントを整理していきます

貯めているのはdポイント

私が個人的にためている(集約している)のは「dポイント」です。dポイントのメリットとして

  • いろんな提携ポイントがあり、集約に向いている
  • 貯めたポイントで株を買うことができる
  • 期間限定dポイントも株の購入に充てられる

ということが挙げられます。各社ポイントを運用するサービスを運営していますが、期間限定ポイントを使えるのって珍しいんじゃないかなと思います(楽天ポイントとか使えなくて泣けた)

うまく売り抜けること前提ですが、「株を買える=証券口座残高になる」ということなので、誤解を恐れずに書くとすれば「現金化できるポイント」と言ってしまってもいいのかなと思います。

dポイントを使用した株の購入にあたっては「日興フロッギー」というサービスを使用しています。

froggy.smbcnikko.co.jp

株の買い方としては株数指定ではなく金額指定 なので1株未満でも株が買えます。これは、少量のポイントを活用したい場合にはとても便利です。

LINEペイ残高から入金して株を買える「LINE証券」というサービスも別で使っているんですが、これは株数指定であるため1株に満たない額での購入はできず、ポイントだけを運用する縛りでやっていると結構しんどいものがありますw(一方こちらは1株から株主名簿に載るらしいので、単元未満で長期保有できるメリットがあるみたいです)

dポイントの貯め方

自分はよくビックカメラに行くんですが、実はdポイントとビックカメラって結構強くて、ビックカメラのポイントが10%つく商品でdポイントを貯めるようにすると最大12.5%分のdポイントがたまります。これ支払方法によっては合計15%ぐらいを叩き出せるポテンシャルを持ち合わせているので絶対外せない貯め方です。

www.biccamera.com

詳しくは口述しますが、dポイントを貯めるにあたっては、もらえるポイントが同じであれば他社のポイントを貯める方がお得です。なのでビックカメラ以外でdポイントを直接貯めるという行為はあまりしていません。

集約元ポイント

先述の通り、dポイントにはdポイントに交換できる提携ポイントがあります。ここでは私がdポイントへの統合を見越して貯めているポイントをdポイントに近い順に記載していきたいと思います。

永久不滅ポイント

みなさんご存じ、セゾンカードの「永久不滅ポイント」です。このポイントはその名の通り不滅で、このポイントには有効期限というものがありません。よってこのポイントに交換さえしておけば期限切れで知らぬ間にポイントが失効しているといったことが起こらなくなります。

永久不滅ポイント自体もポイント運用サービスを展開しており、インデックス投資のようなことができます。しかも配当金は再投資されるため、サービスの仕様としてもそこそこよいのではないかなと思います。運用が面倒くさくなければ、こまめに永久不滅ポイントに集約して運用してからタイミングを見てdポイントに交換するのがいいのかもしれません。

永久不滅ポイントの貯め方

永久不滅ポイントをためるにあたって、私が行っているのは

  • JRキューポからの交換
  • セゾンアメックスゴールドの使用

ですね。セゾンアメックスゴールドはこれから制度が変わっていきそうで使い続けられるか不安ですね。

JRキューポ

JRキューポはJR九州が提供するポイントで、最大の特徴は提携ポイントの豊富さにあります。メジャーどころからの交換対象となれるため、一時的なポイント置き場として優秀です。

JRキューポの貯め方

個人的に利用しているのは以下の通り。

  • JQ CARD エポスゴールドの利用
  • WAON POINTからの交換
  • Tポイントからの交換

JQエポスゴールドは「選べるポイントアップショップ」と併用することで実質2.5%ポイント還元を叩き出せる優秀なカードです。自分の場合は、近所のスーパーなどを登録して使うようにしています。

悩みとしては、PayPayなどモバイル決済サービスのキャンペーンが強すぎてあまり出番がないところ・・・

WAON POINT

電子マネーWAONの利用や、イオンカードの利用で貯まる「WAON POINT」。「電子マネーWAONポイント」と混同しやすいアレですが「WAON POINT」です。

WAON POINTの貯め方

  • イオンカードのキャンペーン
  • WAONの利用
  • MIポイントからの交換

イオンカード以外にもクレジットカードを持ちまくってるのでイオンカード単体で使用することはあまりありません。あるとしたら良いキャンペーンが打たれているとき。

MI POINT

三越伊勢丹のポイント「エムアイポイント」です。これについては過去記事にしたのでそちらを参照してください。

ohayoyogi.hatenablog.com

MI POINTの貯め方

QUICPayで使うことで支払額の5%がポイント還元されるので、これが自分のメインの決済手段となっています。

Tポイント

個人データをマーケティングに積極的に活用しているイメージのTポイントです。あんまりTカードが使えるお店って使わないんですが、やはり大手ということもあって提携ポイントが多いのが特徴ですね。

Tポイントの貯め方

  • 各ポイントサイトからの交換
  • 食べログ(?)

正直あまりTカード提示でポイント貯めるお店を利用しないのでこれぐらいしか思いつきませんでした。

Gポイント

ポイントサイト「Gポイント」のポイントです。

Gポイント

オンラインサービスを利用するときにちょこちょこ検索して利用しています。

ハピタスポイント

ポイントサイト「Hapitas」のポイントです。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

個人的に一番使ってるポイントサイトです。よくキャンペーンを打っていたり、以下のようにポイント交換時の上乗せもされていたり結構貯まります。ポイント交換対象も多いのがうれしいですね。

ポイント交換に上乗せも

dポイントに集約するタイミング

dポイントに集約するにはタイミングが重要です。以下のような「ポイント上乗せキャンペーン」が実施されているタイミングで行いましょう。

dpoint.docomo.ne.jp

タイミングを変えるだけで10%も違いが出ます。これ投資でコンスタントに10%のプラスを出すのって厳しいと思うので、かなり大きいと思うんですよね(ベースが少ないのであんまり額としては大きくないですが)。

今年の集約

というわけで、今年のポイント交換です。

JRキューポから永久不滅ポイントへ交換

いろんなところから集約した結果JRキューポが6万ポイントたまったので、これを永久不滅ポイントに交換→dポイントと交換していきたいと思います。

終わりに

気分で書き始めた内容でしたが、自分こんなにポイント貯めていたのか…と唖然としました。これ個人情報がとっ散らかりすぎてて収拾つかなくなってる感じがありますねw

それでは、、、メリークリスマス!

TitanSlimが着弾しました

 

キックスターターでTitanSlimに出資していたんですが、8/11についに届きました!!


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Unihertz Titanシリーズ

TitanシリーズはUnihertzが手がける、今時珍しいqwertyキーボード付きのスレート型端末です。

以前からTitanPocketなど気になってはいたんですが、出資するタイミングを逃したこと、当時はfelicaを絶対視しており必須条件であったことから購入を見送っていました。しかし今回はタイミングよく出資することができたのでついに手に入れることができました。

 

やはり購入して最初にやることは、TitanSlimのキーボードを活かした文章入力だろうということで、このブログもキーボードを使ってポチポチ打ってます。まだキー配置が覚えられていないのと、打ち込む正確性が低いのでフリック入力のほうが早い気がしていますがそこには練習でなんとかしていきたいと思います。

 

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写真

とりあえず写真をペター

箱潰れ!!!

セットアップ中・・・

なんか画面(保護フィルム?)表面にムラが…

Titan Slim ホルスターケースも買いました

ホルスターのUnihertzロゴ

ホルスターぶ厚すぎない・・・?

TitanSlim:2枚SIMが入るのはGOOD。赤いボタンもカッコイイ



購入して即座にやったこと

というわけで、これからこのTitanSlimを使い倒していくわけですが、最初にやった設定などを記載していきたいと思います。

 

AquaMozcの導入

最初にやったのはまず、入力環境の整備です。

これについてはなんと、Unihertz Titanシリーズなどのキーボードを搭載しているAndroid向けにIMEを開発してくださってる方がいます!!それがAquaMozcです。


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MozcってLinuxで使ってたのですごく懐かしいのですが、こんなところで見るとは思いませんでした。WindowsIMEGoogle日本語入力」もMozcベースでしたっけ??優秀な日本語変換システムにモバイル端末のキーボード特有の操作性向けにエンハンスがなされているIMEが提供されているのはとても嬉しいことですね。

AquaMozcのように自分が購入した(もしくはこれからする)機種に特化したアプリが開発されているのって、利用者に積極的なファンがいることの証拠なのでとてもテンションがあがります。

 

HOMEボタンを2回タップに変える

HOMEボタンは指紋認証を兼ねているボタンですがこれは押し込み式ではなく触れると1タップとカウントされてしまいます。なので右手で「戻る」ボタンを押したり左手で「マルチタスク」ボタンを押そうとしたときによく誤爆してしまいます。ひどいときにはTやYに触れただけでも誤爆することがあるので、これはマストな設定かと思います。


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本来であれば長押しで起動するアシスタントアプリも無効化したかったところですが、どうもデフォルトのアシスタントアプリを「なし」に設定するといった知られている方法ではGoogleアシスタントが使えなくなってしまうようでしたのでこちらは断念しました。いい方法があればどなたか教えていただきたいです。例えばPTTボタンにGoogleアシスタントを設定して使用しようとすると以下のような表示になってしまいます。


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これが実現できると、Pixel3などで快適だったアクティブエッジによるアシスタント起動といったあの操作感に似た感じにできるのではないかと期待したんですが、どうも断念せざるをえないようです。(解決方法があればどなたかアドバイスお願いいたします)

 

スクロールアシストの有効化(解除済み)

使い始めた当初は指の位置がしっくりこず、キーボードの位置でスクロールできればいいのになーと思っていました。なのでキーボードを撫でることでスクロールを可能にする「スクロールアシスト」はとても便利なんじゃないかと思っていました。

が、やはり気になるのは操作のぎこちない感じと、バッテリー消費料が多くなるということでした。

慣れてしまうとキーボードから指を離してスクロールするのも苦ではなくなりますし、意図しないスクロールが発生してしまうという事故も防ぐことができます。

バッテリー消費については実際に測ったわけではないのでどれほどかはわかりませんが、使わないのにオンにしておくのもアレかなと思い解除してしまいました。

 

DPの変更

どちらかというと画面を見ながらチマチマ操作するのに向いているので、DPは高いほうが向いているのかなと思い、DPを480にしてみました。デフォルトは384だったので微増ですね。

 

 

二週間使ってみた感想

縦長がいい

文章を入力していると特に思うんですが、普段ソフトウェアキーボードで隠れてしまう分TitanSlimの方が画面が広く感じます。特に両手持ちを余儀なくされるため、画面からの距離が遠くなるのも寄与しているのでしょうか、フリック入力だと短文ばかりになってしまったのがTitanSlimを使うと全体を眺めて推敲しやすいような気がしました。

 

やはり重い

届く前からほかの人の写真を見てわかってはいたんですが、どうもデカくて重いのがマイナスですね。多少バッテリーが少なくなってもよいのでもうちょっと「Slim」さがほしかったなと思います。

 

Felica/イヤホンジャックが欲しい

こんだけデカ重なのであれば、機能・インタフェースマシマシにしてもらえるとよかったかなという思いからです。Felicaがない時点で2台持ちを強要されるのがマイナスです。次回に期待!

 

 

現在の使い方:キーボード付きWiFiルーター

  • デカいし重いけど、
  • バッテリー容量があって、
  • SIMカードも二枚刺さる。

これらの特徴から、現在はモバイル決済用キーボード付きWiFiルーター(何)として活用しています。

SIMカードが2枚刺さることからd払いのあの不便なドコモ回線縛り用のSIMを入れて置いたり、大容量の民泊SIMを入れておいてテザリングしたりしています。(メインで使用しているPixelシリーズは民泊SIMでテザリングできないので)。SIMカードが物理で2スロットあるのも、docomoがeSIMを延々とメンテナンスしていた背景を踏まえるとよかったんじゃないかなと思います。もうeSIM発行は普通に行っているらしいですが・・・・

 

あとは、例によってガラケーアプリのエミュレータで遊んでたりしますw

おわりに

だいぶ前に着弾していたんですが、ほかの人のレビュー読んだりダラダラしてたら普通に2か月ぐらい経過してしまいましたし、Amazonでも普通に販売されている状態になってしまいました・・・w

 

 

ほかの人のレビューに比べて、自分の場合「だめだこりゃ」というレベルではなかったので次回またUnihertzが物理キーボード付き端末を出してきたらまた買ってしまうと思います。今度は本当にスリムな端末を希望!!

U-NEXTに3ヶ月オタメシで入会してみました【三井住友カード】

キッカケは三井住友NLゴールド(通称:蜜墨NL金)に登録しているメールアドレスに届いた案内。

 

あーいつものU-NEXT 31日間無料のアレね。と思いきや


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なんと

  • 最大3ヶ月無料
  • 2000ポイント贈呈

という大盤振る舞い具合!!

 

これは入会するしかねえ!ということで入会しました。

 

何を見たかったのか

もう半年も経ちますが、ハリーポッター20周年記念の「リターン・トゥ・ホグワーツ」がU-NEXTで独占配信されてからすごく気になっていました。

 

自分は基本的にアマゾンプライムしか観ないので、月額5倍近く払うU-NEXTへの入会を即決することができずずっと迷っていました。

 

とはいえ、5倍近く払うだけのことはあってU-NEXTのコンテンツ量は折り紙付きということらしいので、この際アマプラで見られなくなってしまった作品をもう一度見たいなーとか考えています。

 

SUPERNATURALみたいな洋ドラをイッキ見するのもいいですね

U-NEXT(ユーネクスト)-映画 / ドラマ / アニメから、マンガや雑誌といった電子書籍まで-│31日間無料トライアル

 

入るならいつ?

これ「最大3ヶ月」となっているのにはワケがあって、キャンペーンページを見ると

※月額プランの利用開始日が属する月を含む3カ月間が見放題体験期間となります。

とあります。

キャンペーン期間は「2022年7月15日(金)~10月16日(日)」となってますので、入会するなら各月の1日ってことになりますね。

  • 8月1日
  • 9月1日
  • 10月1日

 

で、モタモタしてたら最後のチャンス、ということで滑り込み入会した次第です。

 

入会してみた

 

というわけで入会してみました。氏名、メールアドレスと電話番号などを入力して、クレジットカード情報を入力するだけでした。

 

入会するとすぐに特典の2,000ポイントが付与され、


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契約上方では無料トライアル中の文言が


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期間はメールに記載されています。


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年末までU-NEXTざんまいだぜ。

 

ファミリーアカウント機能が嬉しい

3ヶ月無料だとして、そんなにいっぱい使えるかな?と思っていたんですが同居家族が同時に使えるアカウントを3つまで作成できるのはすごいですね。

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家族に気を使わずに雑に観たいアニメなども見ることができるので有効活用できそうです。

 

三井住友NLゴールドはいいぞ

というわけで、まんまとU-NEXTの策略にはまりトライアルを始めてしまったわけですが…

そもそもこの「三井住友NLゴールド」とはなんぞや?という話ですよね。

 

このカードが特徴的なのは、一年間で100万円使う事で以下のボーナスがもらえるところです。

  • 10,000ポイントボーナス付与
  • 次の年会費無料

 

それ以外にもコンビニやマクドナルドでの還元率が5%になるといった特典もあるんですが、あまり利用頻度が高くないため個人的には重宝していません。

それよりも、個人的にポイントが高いのは付帯する保険が海外旅行以外で付けられる点ですね。 

 

保険サービス|クレジットカードの三井住友VISAカード


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自分は個人賠償責任保険をつけています。

 

終わりに

U-NEXTで動画ざんまいするぞ~。って思ったけどチェンソーマンとか水星の魔女とか始まるしめちゃくちゃ忙しくなりそう…!(本末転倒

 

NEC UNIVERGE IX2207を導入しました

背景:マンションのDHCPがつらい!

マンションのインターネット回線は共用の回線となっており、自宅のネットワークはマンション共用部のMDF室から割り当てられるLANケーブルにハブを接続し、各端末は共用のDHCPサーバーからIPアドレスが割り当てられる仕組みになっています。

そのDHCPの仕様が困ったことに、再接続した際に違うIPアドレスを割り当ててくるので、開発機のIPアドレスがコロコロ変わってしまい厄介でした。そしてどういう制御をしているのか不明ですが、一度割り振られたIPアドレスで固定しても通信不可になってしまう謎の仕様で本当に困りました。

マンションに導入されているネットワークはファミリーネットジャパン(FNJ)が運営する「CYBERHOME」というものなので、そちらに問い合わせてみると

  • 固定IPは使用しないでほしい(DHCPを使用してほしい)
  • 固定したい場合は「固定グローバルIPアドレスサービス」というオプションがあるのでそちらを使用してほしい
  • IPアドレスを固定したルーターで宅内LANを組んでほしい

といった旨の回答をいただきました。

そのオプションは初期費用1650円、月額550円といったものでしたが、どうもVPN利用も可能のようで、宅外→宅内の通信も可能になるっぽく興味深かったので申し込んでみました。

このオプションを使用する場合は、当然共用設備のルーターが賄っているファイアウォールも効かなくなるそうなので宅内でちゃんと設定する必要がでてきます。

というわけで、自宅内でのネットワークを構成するにあたり、性能面でも保守面でも「ちゃんとした」ルーターを選ぼうかなということで「NEC UNIVERGE IX2207」をチョイスすることにしました。

IX2207

迷ったほかの機種

市販のルーターでも十分サポートされて、クリティカルな問題はそうそう発生するようなものでもないというのは認識しており、中でもBuffaloの WSR-2533DHP2 などは非常に良いなと思いました。

普通に使うのに飽きたらOpenWRTでも遊べますし、性能的にもかなり良いそうです。中古の相場もGOOD。

が、純正ファームで有線LANルーターとして使用する場合のレビューなどがなかなか得づらく、調べるのが面倒くさくなってきてしまったので無線LANルーターはあくまでLANの中で使おうかなという気持ちになりました。

IX2207の兄弟機

ギガビットイーサ(1000BASE)のルーターとしてUNIVERGE IXシリーズでは「IX2106」「IX2207」「IX2215」と3種類がラインナップされています。いずれもQorIQというSoCを積んでおり、RAM 256MB、ROM 32MBと共通のスペックとなっています。

異なるのは大きさとインタフェース類、そして消費電力です。

  • 1NIC+4ポートハブのIX2106。幅が一番小さい
  • 2NIC+4ポートハブのIX2207。USBポート2ポートつき。
  • 2NIC+8ポートハブのIX2215。USBポート1ポートつき。奥行きがIX2207より大きい

消費電力はUSB不使用時は IX2106(7W) < IX2207(11W) < IX2215(14W) の順です。IX2106はこの中では比較的新しいモデルで、最低限の機能は保ちつつも小型・省電力な構成となっています。

IX2207はUSBポートが2つとちょっと冗長な印象はありますが、IX2106と比べて古いこともありヤフオクやメルカリなどでこなれた価格で売りに出されており、お財布にも優しいのがGOODポイントです。

IX2207ゲットだぜ

というわけで今回はIX2207をゲット。

取扱説明書

UNIVERGE IXシリーズ IX2000シリーズ 取扱説明書は現在こちらからダウンロードできるのでそれを参照します。

製品マニュアル・詳細: 製品マニュアル・検索一覧 | NEC

コチラの「サンプルコンフィグ作成ツール」はとても参考になります。

サンプルコンフィグ作成ツール : UNIVERGE IXシリーズ | NEC

コンソールケーブル購入

設定など何もわからず設定用のWeb画面にも入れなかったので、設定をいじるべくコンソールケーブルを購入しました。

RS232Cだと面倒だったので、とりあえずUSBのモノを探してみました。謎の会社の出品ですが、配送がAmazonだったのでまぁよいかと購入しました。 レビューにIX2135で使用できた旨書かれていたので安心して購入できました。

ボーレート 9600 bps でなんの苦労もなくつながりました。ドライバはWindows Update経由でインストールされ、普通に使えています。

終わりに

というわけで、IX2207をゲットしました。現在はDHCP + NAPTの最小構成で動かしていますが、消費電力はワットチェッカー読みで9.2Wですね。

消費電力は9.2W

ファームウェアも「UNIVERGE IXシリーズ ソフトウェアダウンロードサイトへの接続申請書」というのを提出すれば最新ファームウェアがダウンロードできるみたいなので、申請してみたいと思います。

大体気に入ってますが、大きさがやはり気になるのでIX2106が安くなってきたら乗り換えちゃおうかなぁなんて。

【MICARD】エムアイポイントを永久不滅ポイントに合流させる【MI POINT】

エムアイカードを利用すると溜まるエムアイポイントを、普段貯めている永久不滅ポイントに変えていく方法です。

背景: QUICPay(ApplePay)で5%還元中!

なんと現在、エムアイカードをApplePayに登録してQUICPay支払すると最大5%還元されるキャンペーンをやっています!

エムアイカードで実施中のキャンペーン

【Apple Pay限定】QUICPayでポイントアップ!|百貨店のクレジットカードなら三越伊勢丹グループのエムアイカード

このキャンペーンの長所

QUICPayという使いやすい決済方法で、5%という還元率。しかも50000円分利用までが対象です。

これを機にカードを作っちゃうほどではありませんが、すでにカードを持っている方はぜひとも活用したいキャンペーンですね。

終了時期が書かれていない点が不安なので、対象期間はちゃんと上記リンク先で確認してください。

このキャンペーンの短所

溜まるのが「エムアイポイント」であるということが欠点です。エムアイポイントの使い道って非常に悩ましいです。

三越伊勢丹のヘビーユーザーであればゴールドステージ以上の特典である「10%ポイント還元」をバンバン使って貯めまくってまた三越伊勢丹で使う、というループを作れると思うんですが、そうでないユーザーにとってエムアイポイントはなかなか馴染みのないポイントなのではないかと思います。

よって、今回は自分のためにもエムアイポイントをうまく有効活用する方法を調べて共有したいと思います。

3段構え

今回試した方法ではエムアイポイント(MI POINT)を交換するのに以下の3ステップを踏みます。

  1. エムアイポイントをWAON POINTに交換する
  2. WAON POINTをJRキューポに交換する
  3. JRキューポを永久不滅ポイントに交換する

①エムアイポイントをWAON POINTに

エムアイポイントはWAON POINTに直接交換することができます。

エムアイポイントはWAON POINTに交換できる

WAON POINTを貯めるWAONはApplePayなどを使えば無料で作ることができますので、必要であればこれを機に作るのがよいと思います。 自分はJMB WAONを持っていたんですが、エムアイポイントの交換先には選べなさそうだったのでApplePlayのWAONを急遽作りました。

WAON POINTをJRキューポに

ここがポイントです。こんな用途でクレカ作るの?!って感じですが作っちゃいました。

「イオンSUGOCAカード」 というクレジットカードを使用することで、ApplePayのWAONなどに溜まったWAON POINTをJRキューポに交換することができます。JRキューポとは、JR九州の提供するポイントで、その交換先の多さからとても優秀なポイントとされていて、ぜひとも貯めておきたいポイントです。

WAON POINTからJRキューポへの交換

イオンSUGOCAカードについて詳細は以下のリンクからどうぞ。もし作られる際は紹介ID「6MYLHE」を入力いただくと500ポイントプレゼントがもらえます。

イオンSUGOCAカード | イオンカード 暮らしのマネーサイト

イオンカードの「JQ SUGOCA とは別物なので注意が必要です。

SMART WAONで合算できる

電子マネーWAONに溜まったポイントは交換の際にイオンSUGOCAカードに溜まったポイントと合算することができます。

エムアイポイントからWAON POINTへ交換する際は、交換先として「電子マネーWAON」しか選べないのでヒヤヒヤしましたが、SMART WAONというサイトで合算の登録をしておくことで、イオンSUGOCAカードで交換する際のポイント上限が合算したものになりました。

《公式サイト》スマートワオン | smart WAON | smartWAON.com

もしかすると「暮らしのマネーサイト」からも合算できるのかもしれません。とりあえず、電子マネーWAONとイオンSUGOCAカードでポイントがバラバラになってしまうということは現時点ではなさそうなのでご安心を。

ここまでまとめると以下のような流れになります。

WAON POINTは合算して交換することができる

備考:「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」は別物

調べていて個人的にどうしてそうなった?!という感じなのですが、SMART WAONで合算できるのは「WAON POINT」であり、「電子マネーWAONポイント」は合算できないので注意が必要です。

電子マネーWAONポイント」はWAONにチャージして使用することにのみ使えるポイントなのでコンビニなどでチマチマ消費するしかなさそうです。

Gポイントなどで溜まったポイントをWAON POINTに流そうとして 電子マネーWAONポイント」に交換してしまうと、WAONチャージして使うことしかできないポイントになってしまうので注意!

JRキューポを永久不滅ポイントに

ついに永久不滅ポイントになります。

JRキューポに交換することができたら、「JQCARDセゾン」を使ってJRキューポを永久不滅ポイントに交換します。が、「JRキューポ→永久不滅ポイント」についてはもう飽きるほどほかのサイトで紹介されているので、コチラについては割愛します。

ちょうどJQCARDは「JQCARD セゾンエクスプレス」というEXサービスが付帯したカードを展開し始めており、それに応じたキャンペーンなども打っているのでこれを機に入ってみるのもいいかもしれませんね。

JQ CARDエクスプレスdebut記念 ご入会&ご利用キャンペーン | JQ CARD

ただ、個人的には年会費がかかること、20万円利用で1000ポイントを面倒くさがって忘れそうなこと、EXサービスは正直使わなそうなこと、から総合的に見てセゾンエクスプレスは見送りました。

備考:クレカづくりにはポイントサイトを活用しよう

今回の内容と直接は関係ないんですが、クレカを申し込むときにはポイントサイトを嚙ませることで数千ポイントもらえることがあります。

個人的にオススメなのは「ハピタス」です。クレカ発行などは一枚で5000ポイントとかそういう感じなんですが、Yahoo!ショッピングなど日常的に使用する通販サイトをハピタス経由にすることでも支払額の1%がもらえたりします。ハピタスで溜まったポイントはTポイントやdポイントはもちろん、他のポイントサイトのポイントへも交換することができますので用途にも困りません。

Tポイントに交換したハピタスポイントは、Tポイント→JQポイント→永久不滅ポイント、という流れで最終的に永久不滅ポイントに合流させることもできます。(ハピタスに限ったことじゃありませんが・・・)

かくいう自分も三井住友ナンバーレス(NL)ゴールドを作るときは7500ポイントもらったりとお世話になりましたし、HUAWEIのディスプレイを買った時 も経由してポイントをもらいました。

ポイントはその気になれば割と貯まる

今見たらポイント上がっててワロタ…

後から見てポイント上がってるとちょっとショックですねwそんなハピタスですが、登録は以下のリンクからどうぞ。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

終わりに

以上、エムアイポイントのうまい活用方法でした。

キャンペーンもやっていますので、ぜひみなさんも有効活用してみてください。自分はIKEAQUICPay使って家具を買いました。書いている段階ではキャンペーンのポイントが着弾していないのでドキドキしています…

おまけ

使ったのはもちろん10円で機種変更したiPhoneSE 😋

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【ROM焼き】iPlay7t を文鎮から復活させた【7インチタブレット】

以前購入した7インチタブレット「Alldocube iPlay7t」ですが、俺はカスタムロムを焼くんじゃー!!とちょっと無理をしたところ、文鎮化させてしまいました。

今回はそこから復帰したので手順をご紹介したいと思います。対象とするのはブートローダーアンロック済みの iPlay7t です。

公式のロムのありか

文鎮化したタブレットを復活させるために公式の純正ファームウェア(ロム)を焼き直します。

まずは以下のサイトから純正ロムをダウンロードします。

Alldocube iPlay 7T(T701) firmware download – Alldocube Official Site

「iplay7t(T701)-Android9.0-ALLDOCUBE-20200520.rar」というファイルがダウンロードできるはずです。

また、このロムを本体に焼くために「ResearchDownload」というツールが必要になるので、同様に上のURLから「Spreadtrum Upgrade Tool and Guide.rar」をダウンロードします。

ResearchDownloadで焼く

ここからはロム焼きツールResearchDownloadを使って焼いていく手順を紹介します。

ドライバをインストールする

「Spreadtrum Upgrade Tool and Guide.rar」を展開すると、Driverというフォルダがあるので、その中からインストーラーを起動してドライバをインストールします。

Driver > DriversForWin10

ロム焼きツールを使用する

まずはツールで焼くロムを選択します。一番左のボタンからファイル選択画面を開き、「T701_EN_20200520.pac」など、iPlay7t用のロムを選びましょう。

ロードするファイルを選ぶ

ロードが終わったら、次は何(どの部分)を焼くかを決めていきます。左から2番目のボタンで設定画面を開きます。普通であれば何もいじる必要はないと思います。

何を焼くかを選べる

何を焼くかを決めたら、「Start Downloading」ボタンを押します。すると、デバイスが接続されるのを待機する状態になるので、、、

「Start Downloading」で待機状態に

音量(ー)ボタンを押しながらUSBケーブルでiPlay7tをつなぐと、ロム焼きがスタートします。

ロム焼き中

復活!

上記の手順を踏んで、すべてが書き込まれるとリセットがかかり、Androidが起動します。

文鎮状態から復活した iPlay7t

これだけの手順でうまくいけばメデタシメデタシ。

うまくいかない場合

と、まぁこれだけですんなりいけば正直ブログに書く必要はなかったかなと思うんですが、ハマった点や解決法などをご紹介します。

音量(ー)ボタンを押しながらつないでもFlash始まらないんだけど?

これには自分も悩まされました。つないでもWindows側で「USBデバイスが認識されません」と出てしまったり、何も反応がなかったり・・・

当時はドライバが足りないのかな?などと色々と考えたんですが、そもそも自分が文鎮化させてしまったのって、無理にResearchDownloadでほかのロムを焼きこもうとしたせいであり焼くためのドライバは足りていたはずなんですよね。それが認識されない

同様の症状の場合、それはタブレットがハングしてしまっているのかもしれません。ファームウェアを書き込んでいる途中にぶち抜いたり(ぉ、そういう手荒なことをしてしまうとなってしまうのかもしれないです(想像です)

そんな症状に効く方法は1つ 「完全放電を待つ」 です。私は1週間程度タブレットを放置してリトライを試みたところ無事再度書き込めるようになりました。

なお、バッテリーははんだ付けされており、取り外しはしんどそうだったのでオススメしません。私はビビッて触れませんでした。

バッテリーは取り外すのしんどそう

書き込みが途中で止まっちゃうんだけど?

「User canceled」だの「Uart fault」だの、「Disconnected」だのが表示されて(ちゃんとしたエラーメッセージは忘れた)書き込みが完了しない状態にも見舞われました。

これは自分もちゃんとした答えは見つけられていないんですが、「System」「Recovery」「UserData」「Vendor」など大き目のものは後回しにして、「UBOOT_LOADER」など焼けるものから焼いていった方が安定する印象を受けました。以下に自分が試した設定を載せます。

焼けるものから焼く

ただこれ、もしかすると完全放電からやっているのが原因かもしれず、正しいアプローチではないかもしれません。(小さいもの焼いている間に充電された?とか)

まぁ要は根気が大切ということですね。

試したROM

以下、自分が試したROMを記載します。なお、これは改造を推奨するものではありません。問題が発生しても一切の責任を負いませんので自己責任でよろしくお願いいたします。

T701-1101-vbmetapri-vennofbe-systemnore-recpri01.pac

XDAのフォーラムに投稿されていたロムです。言語は中国語か英語に限定されてしまいますが、Magiskを使用できるようになっています。(adb reboot recoveryで起動すると使用可)

iplay 7t (sc9832e processor) root / unlock bootloader suggestions | XDA Forums

言語が不便だったりgappsが入っていなかったりするので、まずは公式のROMを焼いた後、BootとRecoveryのみこちらのモノに差し替えるなどするとよいのかなと思います。

TWRPについても上記フォーラムで配布されていますが、TWRPに入れたもののsystemパーティションはいじれないようだったので、私は使っていません。

wangyiling氏によるROMを焼いてみた

FlokoROM-v4-20220220-UNOFFICIAL-treble_arm64_bvN.img

Flokoも導入してみました! iPlay7t は Project Treble 対応ということで、導入できるみたいだったので、以下URLからダウンロードしてsystemに焼いてみました。

FlokoROM GSI - クリーンで多機能なカスタム ROM

結果、画面が上下反転していたり、異常にモッサリしたため使用は断念しましたが、Project Trebleの可能性を感じました。

Floko(上下が逆)

終わりに

このタブレットを購入してからもう2年以上経っていますが、これを超える7インチタブレットって出てきませんね…

最近タブレットとして銘打って販売されたもの、CPUのスペックは上がっているんでしょうが、解像度が横600だったり完全に廉価に振り切った構成になっている気がします。「ちょっと大きいスマートフォン」みたいなのを買うのが正しいのでしょうか。

もうiPlay7tはAmazonで売られていないヨ・・・

【ミニPC】CHUWI Larkbox から MeLE Quieter2Q に乗り換えました

以前クラウドファンディングをして購入した CHUWI Larkbox ですが、買い替えることにしました。

クラウドファンディング時の画像

Larkboxの運用としてはこんな感じになってます。

買い替え先は MeLE Quieter2Q です。

Quieter2Q (MeLE ホームページより)

https://www.mele.cn/PCHD28/124-en.html

Chuwi LarkBox

私が現在使用しているのは初代LarkBox(無印、とか言えばいい?)です。RAMは6GBで、CPUにはCeleron J4125を積んでいます。

LarkBoxの小ささ(CHUWIホームページより)

形としては、大部分を占める本体にファンを乗せたキューブ形状です。レモンとか野球ボールとの比較でアピールされていますが、かなり小さいです。

LarkBox の気に入らないところ①: 微妙に取り回しづらいキューブ型

キューブ型、小ささアピールとしてはいいのですが、実際使ってみると微妙に置き場に困りました。

広大なクリアデスクされた事務所の机の上にポツンと置くとかだとオシャレにいい感じに見えるのかな?とも思いましたが、自宅の趣味の部屋の机の上なんて雑然としていますし、机の上に置いておくなんて論外でどこかに追いやる必要がでてきます。

するとこのキューブ型の特徴(高さを犠牲にしてフットプリントを小さく)が利点として生きてきません。この小ささだと画面裏に配置するなどの使い方もできませんし、なんか微妙だなーと。

LarkBox の気に入らないところ➁: ファンコントロールがイマイチ

このミニPCはファンありのマシンなんですが、過去にも何回か記事にした通り、ファンコントロールがイマイチです。

  • ファンが冷えないせいもあるのか、使ってる間にずっとオンオフを繰り返すような感じになってしまいます。
  • そもそもUbuntuでファンが回らない。(コマンド叩けばいいらしいけど)

などがあり、ついにはファンレスで使うようになってしまいました。多少暖かくはなるものの、普通に使えているので自分の用途であればこのCPU積んだファンレスマシンでいいのでは~と。

MeLE Quieter2Q

というわけで探した結果たどり着いたのが MeLE Quieter2Q。LarkBoxとは打って変わって平べったい形状です。自分の気になるポイントを表にしてみました。

CHUWI LarkBox MeLE Quieter2Q
CPU Celeron J4115
4C/4T 1.8GHz
Celeron J4125
4C/4T 2.0GHz
メモリ 6GB Dual Channel 8GB Single Channel
ストレージ 64GB eMMC 128GB eMMC
拡張スロット M.2 2242 M.2 2280
LAN あり なし
OS Win10 Home Win10 Pro
価格 1.5万円程度 2.5万円程度

この表を見ればわかりますが、全体的に強化されています(価格も)。

以下、比較ポイントを記載してみたいと思います。

LANポートがある!!!

はい、これだけでプラス10894793点です。今まではUSBポートをわざわざ潰して優先LAN接続していたのですが、これが改善されるのは非常にうれしいですね

M.2 2280対応!!!

LarkBoxより大きい利点ですね。M2 2280が使えるのでメインマシンのお古を使うことができます。わざわざこのPC用にSSD買ったりする必要ないのがうれしいです。

メモリがデュアルチャネル→シングルチャネルに・・・

LarkBox の RAM が 6GB の デュアルチャネル だったのに対し、 Quieter2 の RAM は 8GB の デュアルチャネル になります。これについては正直経験が浅く、どのような影響が出るか想像ができていない部分です。

ネットで検索してみると、ゲームをやった時やファイルの圧縮展開でのベンチマークなど、ガッと負荷をかけたケースでの差が示されており、一般的な「シングルチャネルとデュアルチャネルの比較」では、シングルチャネルの方がパフォーマンスが高く出るようです(それはそう

また、口コミで見かける情報ではやはり「シングルチャネルのミニPCはもっさり」といった意見が散見されました。いわれてみればJ2900+シングルチャネル8GBの録画サーバーもまぁデスクトップを開くと大したことやってなくてももっさりしているような気はします。

実機写真

というわけで、購入したPCについて写真でご紹介。

Quieter2Q も手のひらサイズ

大きさ比べ: Quieter2Q vs TinkerBoard

大きさ比べ: LarkBox vs Quieter2Q

大きさ比べ(背面): LarkBox vs Quieter2Q

大きさ比べ(側面): LarkBox vs Quieter2Q

Quieter2Q はM.2 2280に対応

それぞれ、小ささの目指すベクトルが違うので単純比較はできないですが、MeLE Quieter2Q の取り回しやすさが伝われば幸いです。

注意点

使うにあたって1つ注意点があります。

Quieter2Q はCPUにパワーリミットがかけられている

Quieter2QはCPUにグリスが塗ってあり、それが天板と接することで放熱を行います。能動的に冷やせるファンありのマシンよりも熱に対しては脆弱になります。

筐体に熱が溜まるとどうなるのかというと、サーマルスロットリングという安全機能が働き、性能を抑えることで熱を抑えようとしてしまうためフルパワーが発揮できなくなります。

Quieter2Qはそれを未然(?)に防ぐために、PL(Power Limit)が設定されていて、CPUが一定の消費電力を超えないように性能を抑える設定 がされています。

正直ぼくはQuieter2Qを買ったら「うわなんだこの性能」ってなったんですが、これはPLが原因だったみたいです。

幸い、このマシンはPLをBIOSから変更できるようになっていたため、パワー上限を上げることができました。するとサクサク。

まぁこれはある意味熱くなるということでもあるので、ガンガン負荷をかけるとガンガン熱くなりますので注意が必要です。

(設定を推奨するものではありません。PLを挙げるのは自己責任で。)

とても参考になったサイト

最後に、Quieter2Qを買うにあたってとても参考になったサイトをご紹介いたします。

www.cnx-software.com

linuxium さんという方のレビューで、いろいろとベンチマークを取られています。しかも eGPUをミニPCにつないだりしていてとてもすごい! です。

終わりに

以上、Quieter2Qのレビューでした。いまは自宅でUbuntuで動いてます。