おは代々木ダイアリー

いろいろ試したメモを書きます

LIFEBOOK U9313/MX を購入しました

楽天市場で「PREMIUM STAGE」さんが販売している新品同様LIFEBOOKを購入しました。

はじめに

前々からLIFEBOOKの薄いモデルはめっちゃ軽くて有線LANも使えるウルトラブック(死語)で、とても気になっていたのですが、あれって新品で買うとめちゃくちゃ高いんですよね。

そんなLIFEBOOKですが、楽天市場で「PREMIUM STAGE」さんが「新品同様訳ありパソコン」として破格で販売していることを知りました。

【楽天市場】最新から訳あり品まで!家電・パソコン・PC周辺機器はPREMIUM STAGE:PC 家電 PC周辺機器 PREMIUM STAGE[トップページ]

ご参考: ameblo.jp

しかし、それらは破格すぎて商品販売が始まった瞬間に売り切れてしまうのが恒例となっており、見かけたころにはすでに売り切れ、みたいなのが多々ありました。

今回はご縁があったのか、LIFEBOOK U9313/MX という機種を購入するに至ったので、それについて書いていきたいと思います。

LIFEBOOK U9シリーズとは?

今回購入したLIFEBOOK U9313/MXは「U9」というシリーズにあたるみたいです。

www.youtube.com

まぁ要約すると

  • 超軽量!
  • 16:10のディスプレイを搭載!

というのがコンセプトのようです。今回買ったモデルについては以下に詳しく載っています。

富士通 ノートパソコン(PC) LIFEBOOK U9313/MX 製品詳細 - FMWORLD(法人):富士通

U9313は

  • 「U9」:U9シリーズ
  • 「3」:13インチモデル
  • 「13」:13代目

という感じでしょうか(根拠なし)。とはいってもU931みたいなのがあるわけではなく、最後のナンバリングは最小で7だと思いますが。ほかのライン(LIFEBOOK S937とか)と合わせているんだと思います。

今までに発表した製品 LIFEBOOK(2012年4月以降) -FMWORLD(法人):富士通

なお、注意が必要なのがU9シリーズだからといって 1920x1200 の 16:10 ディスプレイを搭載しているかというとそうではなく、U9312以前のモデルは 1920x1080(16:9) のフルHDディスプレイになることに注意が必要です。

また、小型・軽量でいくとU9313は液晶が大きくなった分、大きくなっています。そして大容量バッテリー以外が選べなくなっているため、本来削れた140gほどの重さを削れなくなっています。今回は文章を書いたりプログラムを書いたりにも使いたかったので、縦解像度を優先してU9313を選びましたが、携帯性はU9312以前のモデルのほうが良いという方もいるかもしれませんね。

大きさ 重さ
U9312 307×197×15.5mm 738g(大容量バッテリー: 867g)
U9313 308.8×209×15.8~17.3mm 879g

ちなみに、「LIFEBOOK WU-X/H1」という最強のモデルもあって、こちらは689gという超軽量構成をとりつつWUXGA(1920x1200)ディスプレイを搭載しています。まぁこちらは法人モデルではないのでそうそう安くならないのかなという気はしますが… とても魅力的です。

14.0型ワイド ノートパソコン(PC) LIFEBOOK UHシリーズ(UH-X/H1, UH90/H1, WU-X/H1, WU2/H1, WU4/H1) :特長 - FMWORLD.NET(個人) : 富士通パソコン

届いた品

というわけで、届いたので写真でご紹介します。まずは箱から。この写真よりだいぶ大きい箱に梱包されて届いたんですが、機種名等が書かれている化粧箱はすごくボロボロな状態でしたw

化粧箱。結構使い古された感じではありますね・・・

が、開けてみるとそこにはピカピカのパソコンが! U9312に比べて縦が約1cm大きくなったU9313ですが、そこまで差は感じませんね。重さも十分軽いかなと。

U9313 879gは軽い!

開いてみるとこの通り、キーボードに特にテカリなど使用感はなく、まるで新品のような見た目をしています。常用するOSとしては初めてのWindows 11 Proなのでワクワク!

U9313 キーボードもテカリなし。新品のような見た目

Windows11のセットアップも無事終わり、SSDをチェックしてみました。先ほど外装が綺麗と書きましたが、それもそのはず、CrystalDiskInfoで見てみるとSSDに401GBしか書き込みがありませんでした。まぁ販売するにあたってSSDを入れ替えた説はありますので一概には言えませんが、筐体をクラムシェルモードのように閉じて外付けキーボードで操作していたとかそういうわけでもなさそうで安心しました。

ほぼ未使用なSN740が搭載されていました

ちなみに、刺さっていたSSDはWesterDigitalの「WD PC SN740 SDDQNQD-256GB-1016」というモデル。ベンチマークを取ってみると公称値通り、シーケンシャルリード 4000MB, シーケンシャルライト 2000MBがちゃんと出ていますのでかなり良いものなのかもしれません。しかしやたらランダムライトが速いな…

SN740 SDDQNQD-256GB ベンチマーク結果

以前購入したIntel Optaneよりランダムライト速いやんけェェェェ(吐血。もしかしてキャッシュがあるのかな??

ohayoyogi.hatenablog.com

終わりに

まだ使い始めて日は浅いですが、LIFEBOOK U9313結構気に入ってます。ただ心なしか目が疲れるような…

使用感などレビューについてはまた日を改めて書きたいと思います。

次にやるのはたぶんSSD換装です!

ではまた~

ゲーミングPC「Dell G5」に増設するためにIntel Optane DC SSD P4800Xを購入しました(換装編)

先日以下の記事でDell G5にIntel Optaneを増設する予定だと紹介しましたが、SSDなどパーツが揃ったので換装していきます。

ohayoyogi.hatenablog.com

Intel Optane P4800X 375GBが届いた!

というわけで、待ちに待ったOptaneが届きました。到着に要したのは8日ほどで、AliExpressで頼んだ割には結構早く来た印象です。

Intel Optane P4800X 375GB

梱包はこんな感じでした。新品のHDD買ったときの包装ってこんな感じだよなーという感じ。

AliExpressで頼んだP4800Xの梱包

U.2 PCIe変換アダプタに装着

先日購入した「GLOTRENDS U.2 SFF-8639 PCIe 変換アダプタ」に装着してみました。

P4800X with U.2 SSF-8639 PCIe 変換アダプタ

付属のネジで問題なく装着することができました。

ゲーミングPC DELL G5に装着

というわけで、本体であるDELL G5に装着していきます。

G5の拡張スロットには、「x1」「x16」「x4」のPCIeスロットがあります。x16スロットにはグラボがデフォで刺さっているので、今回はx4のスロットを活用していくことになります。

DELL G5 5000の空きPCIeスロット(x4)

今回のPCIe変換アダプタはちょうどx4なのでバッチリです。

空きスロットにSSDをP4800Xを装着

以上で、SSDの装着は終わりです。

思った以上にノートラブルで進んでしまったので特に書くことがなく困りましたw

ベンチなど

とりあえず、ベンチなどをペタペタ。まずはCrystalDiskInfoで取れる情報です。

CrystalDiskInfo P4800X

次に、Intelのストレージ管理用ツール「Intel Memory and Storage Tool」での表示。これはもう使い始めて3週間ぐらいたった時のものですが(ファームウェアもアップデートした)

Intel Memory and Storage Tool P4800X

そしてCrystalDiskMarkの結果です。

CrystalDiskMark P4800X

これを遅いとみるか、早いとみるかですが、参考までにCドライブとして使用している「KIOXIA-EXCERIA PLUS G2」のベンチマーク結果も載せておきます。

CrystalDiskMark KIOXIA-EXCERIA PLUS G2

個人的な所感としては、あんまり差が出てなくてちょっとガッカリです。まぁでもコレ、世に公開されているP4800Xのベンチに比べて劣っているのでG5側の問題の可能性もあるかなと考えています。フェアに比較するならちゃんと環境整えなきゃなと思っています・・・(ので上記結果は参考程度にとどめてください)

終わりに

以上、P4800Xの装着記録でした。上でも書きましたが、思ったよりすんなり使用できてしまって、普通だなというのが正直な感想です(もっとクセの強いものかと思いました)。

まだ恩恵を受けられるような使い方をしていませんが、個人的に期待している効果としては、

  • 容量がいっぱいになってきたときの性能低下がない(性能低下あんま感じたことないけど・・・)
  • 「TBW」が高いので長く使える

あたりです。これを考えるとシステムディスクとして末永く使うのがいいのかなという気もしますが、開発用のディスクにしてガンガン使うのも本来の使い方な気もします。使いきれるかは疑問ですがw

というわけで、まだまだいろんな使い方をしていきたいと思っていますので、今後何か気づくことがあったら書いていきたいなと思います。

ご参考

今までのG5増強に関する記事はコチラ↓

ohayoyogi.hatenablog.com

ゲーミングPC「Dell G5」に増設するためにIntel Optane DC SSD P4800Xを購入しました(準備編)

ゲームやプログラミングに使用しているDell G5 5000にU.2規格のSSDを増設してみます。

はじめに

空いてるPCIeスロットは全部埋めるんだヨ!!!ということで、空いているPCIe x4スロットにOptaneのSSDを入れてみます。

今回は準備編で買ったものなどを紹介。

増設する理由

若干ネタに走ったというのが本当のところですが、考えた理由は以下です。

  • 確定申告がつらすぎるので現実逃避
  • そこにスロットがあるからさ
  • 電源容量的に余裕があるから(容量に対して余裕がありすぎると却って効率が落ちるらしいヨ(こじつけ))
  • ゲーム用のディスクにしたい
  • システム用のディスクにしたい
  • ビルド生成物置いたら爆速になるかな?

とまぁ、増設する理由を考えると最安の「375GB」では足りない気がしますが、いきなり全プッシュするのもアレなので375GBのディスクを買いました。

ランダムアクセスが爆速らしいので、超快適な環境ができあがることを期待しています。

購入したもの

現時点で以下のものを購入しています。

GLOTRENDS U.2 SFF-8639 PCIe 変換アダプタ

今回購入するSSDは「M.2」でも「SATA」でもなく、「U.2(SFF-8639)」という規格で接続するので、変換アダプタを買います。

AliExpressとかeBayで買うよりも断然安かったのでコチラを購入。レビュー読んだら使ってる人がいるっぽかったので。

1,800円。

数日で届きました。Amazonの倉庫からなのでこのパッケージできました。

U2変換アダプタが届いた!

外箱はシンプルです。

GLOTRENDS U2変換アダプタ外箱

箱を開けると、保護のビニールに包まれたU.2 PCIe変換アダプタと、ネジ、プラスドライバーが同梱されていました。ドライバーまで付けてくれるなんて、なんというホスピタリティ。(PCIe固定用のネジが白と黒の2本入ってたけど、筐体の色に合わせて使い分けろってことなのかな?)

GLOTRENDS U.2 PCIe 変換アダプタ内容物

これで準備完了!オラわくわくすっぞ

Intel Optane DC SSD P4800X 375GB

そして今回の大本命の「P4800X」。24,908円。

AliExpressで売っているIntel Optane SSD DC P4800Xと思しきもの

数日の納期短縮と、数千円ケチってちょっと怪しそうなのを選んでしまったかと届くまでしばらくはドキドキしますね。

一応、同じショップで出されている同様の製品のレビューを見ると以下の1件。

同様の商品についていたレビュー

説明されているすべてのもの、新しいアイテム。出荷は驚くほど速かった。SSDはうまく機能します。

もうちょっと安いのを選ぼうと思えば22,000円とかのあって選べたんですが、さすがに怪しすぎたので今回は勇気が出ませんでした。

今回の「Shenzhen Jiahongyan Tech Store」というショップ、評価自体は悪くないので、まぁちゃんとしたものが届くんじゃないかなと思っています。

「Shenzhen Jiahongyan Tech Store」の評価

終わりに

しかし、容量単価で考えるとIntel Optaneって高いですね。まぁその分耐久性だったり性能っていうのは折り紙付きということなのですが、果たして効果がわかるほどに使うのでしょうか・・・!

いずれにせよ、商品の到着は3月中旬になるらしいので、この試みがどのような結末を迎えるのかわかるのはまだまだ先のことですが、初めて触るIntel Optaneに結構ワクワクしています。

続報はTwitterなり、ブログなりで書きますので、また読んでください~~~~。

【PDトリガーケーブル付き】ELECOMのACアダプタがコスパよすぎる件

エレコムの充電器「ACDC-PD10525BK」が結構よかったので書きました。

はじめに

普段はあまりエレコムの製品を熱心に探したりはしないんですが、先日投げ売りされていた「WAB-I1750-PS」を見たのを契機に、いろいろとエレコム製品を見ていたら良さげな製品を見つけました(送料無料ラインを超えさせるための商品探し)。

ACDC-PD10525BK

というわけで見つけたのがコチラの「ACDC-PD10525BK」という商品。公式ページは以下の通り。

GaN USB PD対応 AC充電器(USB PD45W+7.5W/ケーブル付属/C×1+A×1) - ACDC-PD10525BK

Amazonでも売ってます(4417円、2024/02/28現在)。

商品自体は割とオーソドックスなACアダプタです。PD対応したUSB Type-C ポートと従来の5V出力のUSB端子がついています。PD側のポートは45Wも出力できて、何なら パソコンも充電できちゃう優れもの です。(というか今みたら「ノートPC用」って書いてあった・・・)

到着!

というわけで、ポチったのが届きました。(2508円で買いました。適当なLANケーブルと合わせて買って300円クーポンみたいなの適用しました。)

ACDC-PD10525BK到着

小さいのにハイパワー!

意識して「GaN」が使われているACアダプタを買うのって初めてなんですけど、本当にハイパワーなのに小さいですね。

「AUKEY PA-U42」(左)と「ACDC-PD10525BK」(右)

自分が5年前ぐらいに買ったACアダプタとの比較で恐縮ですが、AUKEYのPA-U42という「5V 4.8A(=24W)」な出力のACアダプタと比べても同じぐらいの大きさです。確かコレは旅行用に買ったんだと思いますが、今後はエレコムのコレを持っていきたいと思います。

ノートパソコン充電用ケーブル付属

そして最大の特徴といってもいい「ノートパソコン充電用ケーブル」が付属しています。

ノードパソコンを充電するための丸形変換ケーブル

「いやいやそこはUSB Type-Cケーブルじゃないんかい!!」 となる方もいるかと思いますが、世のパソコンがすべてUSB Type-Cで充電できるわけではないので、まだまだ活躍する機会はあるはず。

というか、これってもしかして巷で「PDトリガーケーブル」と呼ばれているケーブルなのでは?!

付属のケーブルについて

というわけで、付属のケーブルで遊んでみました。ここからの記載内容は公式の内容ではなく、あくまで筆者個人が試してみた結果です。ここにある内容の通りにならなくても筆者は責任を負えませんので自己責任でお願いいたします

まずはどこにでもあるMacBookの充電器にブスリ。一応書いておくと、20V, 9V, 5Vの出力ができるACアダプタ(61W) です。

付属のケーブルを使ってみる

で、おもむろに電圧を測ってみると・・・

テスタの示す値は20V

というわけで、20Vで出力できるACアダプタから20V引っ張れる「PDトリガーケーブル」として使えるのではないかなと思われます(ちなみに15V出力しかできないモバイルバッテリーに繋いだら15Vしか出なかったのでヒエーとなりました)。

付属のケーブルの使い道

このケーブル、古いパソコンのACアダプタをリプレースするのに使えると思っています。

K31AN-J2900のACアダプタ

録画サーバーとして使用している「K31AN-J2900」というパソコン(のマザーボード)があるんですが、コチラのACアダプタを適当なPD対応のACアダプタにリプレースできるなと思いました。

まぁ今現在リプレースする必要性を感じているわけではないんですが、USBから引っ張れるようにしておくと複数の機器を1つのACアダプタに集約したりできると思うので、結構使い道としてはあるんじゃないかなと。

で、トリガーケーブルって安くても1000円ぐらいして、結構安くないので、これはコスパ良いだろう。ということで衝動的にブログに書きました。こういうのを買うと同じ事ができると思います。

(まぁでも本当に需要があるのって12Vのトリガーケーブルとかで、20Vってパソコンぐらいにしか使い道ないかもなー)

終わりに

ハイパワーを求めるなら他の「65W出力」などをうたっているACアダプタを買うといいと思いますが、

  • そこまで出力は要らないよ~~って人
  • PDトリガーケーブル欲しい!って人
  • 安さが魅力的!って人

なら、今回のエレコムのACアダプタは買いなんじゃないかなと思います。

実は自分もPDトリガーケーブル(20V)の欲しさで買った というところがあります。出先で使うのであればハイパワーなやつが欲しいですし、CIOのACアダプタとか結構安く売っているみたいなのでそちらとも迷いました。が、ハイパワーだと発熱がすごいだとか「まーエレコムなら数売れてるんだろうし問題ないだろ」っていう諸々を考えてコチラを選びました。

ちなみに、、、どうやらエレコムダイレクトショップは楽天市場Yahoo!ショッピングにも展開しているようで、そちらでも同じような値段で買える模様です。

個人的にはハピタスの広告カウントを増やしたかったので普段使っているような楽天やヤフショは避けてエレコムダイレクト本店で買ってみました。

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良かったらハピタスもどうぞ↑

ではでは。

(もう一個買おうかな・・・)

「GoveeLife H5105」はE-Ink表示で見やすく、RaspberryPiでもデータが取れる最高の温湿度計だった

最近季節柄部屋の湿度とか温度とかが気になっていたので、たまたま安くなっていた「GoveeLife H5105」というものを買ってみました。

本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

GoveeLife H5105 が999円

2024年1月24日現在、Amazonでクーポンが出ており、通常価格1999円のところ999円で購入できます。

Amazonで999円で購入できるGoveeLife H5105(2024/1/24現在)

ちょうど家電量販店で適当な温湿度計を買おうと思っていたので、コチラの温湿度計を買ってみました。

GoveeLife H5105が到着

届いたので早速開封して試してみました。

サイズ感: とてもコンパクト

サイズ感は「5.7cm × 5.7cm」と、とてもコンパクトな印象を受けました。

E-Inkディスプレイ: とても見やすい

この点は買って本当によかったなと思いました。GoveeLifeは同一価格でより多機能なモデルを出していたりするんですが、その機能の差を補って余りあるぐらいのメリットがあると思います、E-Ink。

E-Inkの表示はとても見やすい

この視野角ですね。長く使ってるとどうなるかは不明ですが、電卓などでよく見るような液晶と比べると斜めから見ても結構ハッキリ見えます。

また、ボタン電池CR2450×1個で1年ももつのはE-Inkの省電力性ゆえ、なのでしょうか。

スマホアプリ: 試していないので不明

スマホアプリは試していません。スマホアプリが無くてもデータが取ることができます。(後述)

GoveeLife H5105の数値をRaspberry Piで読む

調べてみたところ、スマホとの接続はBLE(Bluetooth Low Energy)を介して行われるそうで、それを利用してパソコンでセンサ値を読むOSSを見つけました。

github.com

手順としては、GitHub上に記載の内容を行ってできた .deb ファイルをdpkgでインストールすればすぐにデータがとられ始めました。

取られたデータは /var/www/html/goveebttemplogger 上に .svg データとしてグラフ化され、nginxをインストールするとそのままブラウザからグラフを表示することができました。

パソコンで読み取ったセンサ値のグラフ化

これで部屋にいなくても(ちょっと工夫すれば外からでも)、部屋の温度・湿度を取ることができるようになりました。スマホ外に持ち出してたりするとデータ取れないですし、常時取っておけば遡ったりできて便利ですよね。

ちゃんとグラフ化前の生データもあるので、アラートあげたりにも使えるのかなと。とても可能性を感じますね!

(なお、ここでは便宜上 Raspberry Pi と書いていますが TinkerBoard を使用しました。)

終わりに

以上、GoveeLife H5105レビューでした。

家に転がってた温度・湿度センサーとRaspberryPiを使ってモニタリングできる環境を作ろうと思っていたんですが、H5105を使用することで面倒な配線や設置を考慮することなく実現することができました。BLEさまさまですね。

また、肝心の精度ですが、現状他の機器で取れる値との乖離は見られないですし、精度的な問題はないように思います。ちゃんと測る環境があるわけではないのであくまで感覚、ですが・・・

というわけで、総合的にみると遠隔で使用できるセンサを(しかも複数繋げる)格安に買うことができて大満足でした。個人的にはとてもオススメです。

NCP-CC100いじり ②USBで繋ごう

はじめに

前回はNCP-CC100をハードウェアの観点から調査し、AmbarellaのSoCを積んだカメラということがわかりました。

ohayoyogi.hatenablog.com

今回は、どうにかしてNCP-CC100とパソコンをつなぎ、何か試せることはないか考えてみようという記事です。

ここからの内容は実施を推奨するものではありません。当然ながら実施される際に何らかの問題が起こったとしても当方では責任を負いかねますので、自己責任でお願いいたします

UART?で繋いでみる

前回記事では「RX1」「TX1」と記載されたパッドがあるということを書きました。今回は実際にそれを使ってみようということで調査しました。

まずは、DCコネクタのGNDからGNDをとって、RX1とTX1にテスタをあててみると「3.3V」を示しました。UARTではRX, TXは何も接続していない状態でHighになるのが正しい状態らしいので、「これは3.3Vで駆動しているUARTだろう」とあたりを付けました。

ちょうど、手元にはESP32_Core_board_V2があったので、それをシリアル通信用に使うことにしました。

ohayoyogi.hatenablog.com

が、結果としては何も出力されず、起動ログ等読み取ることはできませんでした。

何をハックするにもまずはシリアルコンソールみたいなところがあるので、出鼻をくじかれた感がありますが、他の方法を考えてみます。

USBで繋いでみる

前回記事では以下の内容について触れました。

  • microUSBの空きパターンがあること
  • 謎のスイッチSW1があること

据え膳食わぬは男の恥、空きパターンがあればはんだ付けしたくなるというのがオタクの性。ということで、実際にはんだ付けしてみました。今回使用したのは以下のパーツ

スイッチ↓

microUSBコネクタ↓。ただ、こちらは適合しておらず、後ろの固定用の部分を切り取ってはんだ付けする必要がありました。固定が甘くなるのであんまりケーブルを抜き差しするとポロリといくので他のパーツを探すべきでしょう。

というわけで付けてみたらこんな感じ↓。サイコーにはんだが汚いけど・・・

NCP-CC100にスイッチとmicroUSBコネクタを付けてみる

はんだ付けが完了したので、さっそくパソコンとつないでみたのですが、うんともすんとも言わず。SoftBank AirのようにD+/D-がTX/RXになっているというようなこともなさそうでした。そこでいろいろと試してみると、、、

  • SW1を向かって右側と真ん中を短絡した状態でUSBで繋いでみると、VEN_4255&PID_000Aとして認識される

ということがわかりました。この状態の時にはLEDが光らなくなりますので、それが目安になるかなと思います。

パソコンからUSB経由で認識されるようになったので、今度はこのベンダID・プロダクトIDから必要となるドライバを特定するというのが目下の課題です。

ドライバの入手

Ambarella社のSoCを詰んだカメラを検索してみると、海外のフォーラム ipcamtalk や、4PDA では「AmbaUSB」「DirectUSB」というソフトウェアがROM焼きに使用されていることがわかりました。

AmbaUSBもDirectUSBもAmbarellaのボードと通信をするソフトですが、DirectUSBの方が多くのことを試せそうです。

今回はファームを読み取りたかったのでDirectUSBを探したところ、ロシアのTrendVisionという会社が出しているようなので、今回はそれをインストール。

trend-vision.ru

そしてなんと、DirectUSBのドライバは古く、デジタル署名がされていないということなので(マジか)、Windows10をテストモードにしてドライバの署名を無効化してインストールしました。これはちょっと危ないので、開発用の捨てマシンもしくはVMなどでやるのがベターかもしれませんね。今回は例によってThinkPad X220にWindows10を導入しました。

trend-vision.ru

DirectUSBでいじる

(執筆中・・・できなくなりました)

何の成果も!!得られませんでした!!

終わりに

うーむ、現在のファームウェアの内容がわかれば、なんとかいじることもできたのかなと思いますが、そんな簡単な話じゃありませんでしたね。

しかし、UARTで繋げないのは解せない!解せぬぞ~~

悲報

残念なことに、私のアホなミスでNCP-CC100を文鎮化させてしまいました。

スイッチを入れてもLEDが青色に点灯するだけで緑色にならず、DirectUSBでも接続できないようになってしまいました。

ブログ記事も書き途中で本当はDirectUSBでの作業手順なども書きたかったのですが、認識されなくなってしまったのでもう書けなくなりました・・・

ガーーーーン

簡単に経緯を書くと、記事冒頭でUART通信できませんでした、と書きましたが、どうしても納得できず、色々と試行錯誤(テスタで電圧を測りまくる)していたことが発端です。 試行錯誤しているうちに、TX1,RX1の近くにある TP17 というパッドが1.5Vという数値を表していて、どうもTX1の電圧も 1.5V と 3.3V を行ったり来たりしているような(要検証)気がしたので、「あーーこれはGNDが宙ぶらりんになってて通信できていないのかな?」と安直にTP17をGNDに繋いでしまいました。結果TP17が短絡された形になるので、おそらくICに過電流がながれ、故障してしまったという流れなのかなと考えています。

コンソールに入れたところで何ができるかはまだわかりませんが、まだ全然調べられていない状態でボードを壊してしまったこと非常に後悔しております・・・ みなさんも試行錯誤される際はどうかお気をつけください。

NCP-CC100いじり ①ハード観察編

はじめに

NCP-HG100のおまけでついてきたNCP-CC100ですが、ろくに使っていなかったので処分も兼ねて中を見てみることにしました。

写真で見るハードウェア構成

とりあえず、ド素人の観察で申し訳ないですが、ハードを観察してみた内容をペタペタ貼っていきます。

Ambarella S2L55M

Ambarella S2L-M-A2-RH

どこが型番かわからないけど、これがメインのSoCのようですね。AmbarellaのS2Lシリーズというものでしょうか。

https://www.ambarella.com/wp-content/uploads/S2L-Product-Brief-Final.pdf

シリーズとしては「S2L」というシリーズで、GoProなどで採用されている「A9SE」とは異なるようです。(というかGoProもAmbarella社チップを使用していたんですね。知りませんでした)

S2L55Mというチップで調べてみると、シングルコアのCortex A9で、動作クロックは最大600MHzっぽいですね。まぁ初代Raspberry Piとどっこいというところでしょうか?(わからんけど)

ESMT F59L2G81A

フラッシュメモリ 256MBでしょうか。ファームウェアがここに書き込まれているのかな?

ESMT F59L2G81A

ESMT M15T2G16128A

DDR3 メモリらしい?調べると2GBとか出てくるけどマジか?結構積んでる

ESMT M15T2G16128A

気になるところ

ボードを見ていて気になったところを書いていきたいと思います。

RX1, TX1 のプリント

どういう動作をしているか確認するためにまずはシリアルポートを探したいところですが、基板を注意深く見てみると「RX1」「TX1」と書かれたパッドがあることがわかります。

NCP-CC100 RX1, TX1

果たしてここからシリアル通信をすることはできるのでしょうか。

microUSBのパターン

そしてまた、よくよく観察してみると実装されていないmicroUSBコネクタのパターンが基板にあることがわかります。

NCP-CC100 microUSB

果たしてこのmicroUSBコネクタは機能するのでしょうか。

SW1

また、同様に「SW1」と書かれた、スライドスイッチの空きパターンもありました。うむむ、なんのスイッチなのか・・・

終わりに

また何かわかったら、書いていきたいと思います。

Twitterでも発信しているので、何かご存じの方いらっしゃったらリプライ等いただければと思います。(たぶん↓のツイートにぶら下げていくと思います。)