おは代々木ダイアリー

いろいろ試したメモを書きます

MIXI Mのリアルカードを作りました

ポイント貯めるのが大好きなポイントジャンキーに人気なMIXI M(ミクシィエム)ですが、2023年5月16日にリアルカードの申し込みをスタートしました。

ずっと「新規発行停止中」の状態が続いており、MIXI Mにリブランドされる前の6gram時代にリアルカードを発行しそびれた人たちにとってはやっと始まったか、と言ったところでしょうか。

かくいう自分もリアルカードを発行できておらず、常々リアルカード欲しいと思っていたところですので、今回発表されてからすぐに申し込みました。

着弾!

というわけでMIXI Mのリアルカードが到着しました。カード自体は普通郵便で届き、スマホNFCを活用してアクティベートすると使えるようになる仕掛けでした。

届いたのは普通郵便の封筒

MIXI M リアルカード黒の透け具合はこんな感じ。見る人が見ればわかる

今回申し込んだのは黒で、見る人が見れば「あー透けてるね」となるかなと言った具合の透け具合です。6gram時代のカードはスケスケでしたから、デザインは一新された形です。

ツイートにも書きましたが、「MIXIM」って左右対称で裏から見てもMIXIMに読めるんですね。山本山市川市みたいですね(笑

何がうれしいのか

さて、ここまで書いておいてなんですが、MIXIMのリアルカードを持っていることで嬉しいことは何でしょうか。

それを説明する前に、MIXIMをなぜ使うのか、というところの説明が必要になってくるのですが、簡単に解説すると「エポスゴールド」と組み合わせることで様々な利用先でポイント還元率が実質2.5%になるというワザを使うことができるからです。

そのワザというのが、エポスゴールドにある「3つの利用先での還元率を2.5%にできる」という特典を使用するもので、その利用先としてMIXIMの運用元である「mixi」を選択しておくと、MIXIMへのチャージで2.5%付き、さらにMIXIMはプリペイドカードとして様々なサービスで使うことができるのでエポスゴールドの2.5%還元の対象を3以上に実質増やすことができるというものです。

MIXI Mの「M」は「間」を表すエムと言われており、確かに決済の間に入ることで還元率を底上げしてくれるというのは名の通り「間」として機能しているんだなぁと感心します。)

しかし、実際にはその「MIXIMを使用することができるサービス」というのがなかなか見つからないという問題があります。なんといっても素の状態では実態のないバーチャルカードなわけですので、以下に限定されるわけです。

  • QUICPayが使用できるところ
  • 通販サイトのようにクレジットカード番号を手打ちで使用することができるところ
  • ApplePay経由で使用できるところ
  • (PayPayが使用できるところ。これからは不可能)

QUICPayが使用できるところについては、私は常時5%還元のエムアイゴールドを持っているわけで、わざわざ2.5%還元のMIXIMを使用する理由がありません。

ohayoyogi.hatenablog.com

となると、MIXIMの利用先は2番目のようなオンラインサービス系か、3番目のApplePay経由で使用できるところに限定されてしまうわけで。そういう背景から弱点である「バーチャルカードのみ」という状況を打開するために、リアルカードが求められているんですね。

採算は取れるのか?

MIXIMのリアルカードが発表されたときに話題となったのがその価格設定です。1枚発行につき1000円という価格設定は、MIXIMの弱点を補完してくれるとはいえ結構悩ましい価格になっていると思います。

というのも、ポイント還元率を底上げするために使用しているMIXIMで追加費用1000円が発生してしまうと実質還元率が下がってしまうとも考えられますので、1000円をペイするぐらいリアルカードを活用できるか?という観点が重要になってくると考えられます。

私個人としてはそこを踏まえた上で今回はリアルカード発行に至ったんですが、以下に理由を述べます

アルカードを発行した理由その1: 3選の枠を空けられる

MIXIM(旧6gram)のリアルカードを持っていなかった自分は、とある利用先で物理カードを要求され、泣く泣く3選に入れてエポスゴールドの物理カードを利用していました。この状況は、MIXIMのリアルカードによって解決可能であるため、リアルカード発行には3選を空けて他の利用先を入れられるようになるメリットがあると考えました。

アルカードを発行した理由その2: 単純にほしかった

これは完全に好みの問題と言えますが、リアルカードに単純に興味があったというのがあります。6gramのリアルカードからしてかなり攻めたデザインにしてくるのはわかっていたので、かなり興味がありました。

あとは、リアルカード発行することでしか開けない新しい使い方が見つかるのではないかという興味です。これはまだ見つかってませんが、なにか良い使い方が見つかるといいなぁと考えています。

アルカードを発行した理由その3: VISAのタッチ決済にも対応

これは正直微妙かもしれませんが、リアルカード発行によって実はQUICPayだけではなく、「VISAのタッチ決済」に対応することになります。まーーーーーーあんまQUICPay対応してなくてVISAのタッチ決済に対応しているお店って見たことない(しかも普通は物理カードにも対応している)ですが、一応は利用先として増えるかも?という期待はありますね。

終わりに

以上、リアルカードを発行した報告でした。MIXIM、今年度入ってから状況が変わってきていますので、これからどうなるのか非常に楽しみです。そのためのお布施1000円なんて安い安い!!!