おは代々木ダイアリー

いろいろ試したメモを書きます

「GoveeLife H5105」はE-Ink表示で見やすく、RaspberryPiでもデータが取れる最高の温湿度計だった

最近季節柄部屋の湿度とか温度とかが気になっていたので、たまたま安くなっていた「GoveeLife H5105」というものを買ってみました。

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GoveeLife H5105 が999円

2024年1月24日現在、Amazonでクーポンが出ており、通常価格1999円のところ999円で購入できます。

Amazonで999円で購入できるGoveeLife H5105(2024/1/24現在)

ちょうど家電量販店で適当な温湿度計を買おうと思っていたので、コチラの温湿度計を買ってみました。

GoveeLife H5105が到着

届いたので早速開封して試してみました。

サイズ感: とてもコンパクト

サイズ感は「5.7cm × 5.7cm」と、とてもコンパクトな印象を受けました。

E-Inkディスプレイ: とても見やすい

この点は買って本当によかったなと思いました。GoveeLifeは同一価格でより多機能なモデルを出していたりするんですが、その機能の差を補って余りあるぐらいのメリットがあると思います、E-Ink。

E-Inkの表示はとても見やすい

この視野角ですね。長く使ってるとどうなるかは不明ですが、電卓などでよく見るような液晶と比べると斜めから見ても結構ハッキリ見えます。

また、ボタン電池CR2450×1個で1年ももつのはE-Inkの省電力性ゆえ、なのでしょうか。

スマホアプリ: 試していないので不明

スマホアプリは試していません。スマホアプリが無くてもデータが取ることができます。(後述)

GoveeLife H5105の数値をRaspberry Piで読む

調べてみたところ、スマホとの接続はBLE(Bluetooth Low Energy)を介して行われるそうで、それを利用してパソコンでセンサ値を読むOSSを見つけました。

github.com

手順としては、GitHub上に記載の内容を行ってできた .deb ファイルをdpkgでインストールすればすぐにデータがとられ始めました。

取られたデータは /var/www/html/goveebttemplogger 上に .svg データとしてグラフ化され、nginxをインストールするとそのままブラウザからグラフを表示することができました。

パソコンで読み取ったセンサ値のグラフ化

これで部屋にいなくても(ちょっと工夫すれば外からでも)、部屋の温度・湿度を取ることができるようになりました。スマホ外に持ち出してたりするとデータ取れないですし、常時取っておけば遡ったりできて便利ですよね。

ちゃんとグラフ化前の生データもあるので、アラートあげたりにも使えるのかなと。とても可能性を感じますね!

(なお、ここでは便宜上 Raspberry Pi と書いていますが TinkerBoard を使用しました。)

終わりに

以上、GoveeLife H5105レビューでした。

家に転がってた温度・湿度センサーとRaspberryPiを使ってモニタリングできる環境を作ろうと思っていたんですが、H5105を使用することで面倒な配線や設置を考慮することなく実現することができました。BLEさまさまですね。

また、肝心の精度ですが、現状他の機器で取れる値との乖離は見られないですし、精度的な問題はないように思います。ちゃんと測る環境があるわけではないのであくまで感覚、ですが・・・

というわけで、総合的にみると遠隔で使用できるセンサを(しかも複数繋げる)格安に買うことができて大満足でした。個人的にはとてもオススメです。