普段開発に使用してるゲーミングPC「Dell G5 5000」にパーツの増設を行ったのでそのメモ。
はじめに
今までもちょくちょくいじってきましたが、年末ということもあるので、PCパーツ買って整理するのもありかなと思い、購入に踏み切りました。
買ったもの
既存のゲーミングPCに増設するだけなので、正直そんなインパクトないですw
SSD: KIOXIA EXCERIA PLUS G2 1TB
まずはシステムディスクの増設用のSSDです。これは以前ノートパソコンのSSDを換装して出た余りを使っている状態だった(というかG5もここまで真剣に使うとは思っていなかった)ので、ちゃんと開発に不便しないように大きめのNVMeなSSDを買いました。
ディスクの大きさについては正直、開発のソースコードはGitHubに上げますし、写真データもPrime Photoに上げるなどクラウド前提の立ち回りをするつもりなので、そんなに大きな容量は必要ないんじゃないかと思いますが、まぁ大は小を兼ねますので。
一応データ置き場として1TBの2.5インチSSDも積んであります。(以前購入したTranscendのSSD)
(これは余談ですが、ソースコードや依存モジュールなど、ビルド時に頻繁に読み書きするのを高速なNVMeに置いた方がいいんじゃないかーと思ったりもしますね。これ以上考えると進まなくなるのでとりあえずSATAにデータ、NVMeにシステムとしてしまいました)
写真をぺたー。これも余談ですが、販売はバッファローなんですね。
さらに余談ですが、エクセリアといえば。(エクバシリーズ好きです)
エクセリアと聞いて真っ先に思い浮かべるもの https://t.co/8hGtb61WzI
— おはよう君(parody) (@ohayoyogi) 2022年12月8日
メモリ: CORSAIR VENGEANCE LPX DDR4-3200MHz 2022限定モデル
続いてメモリです。今まではごちゃまぜのメモリ4×8GB構成でしたが、安かったのでこれを機に2×16GBで32GBとすることにしました。(増えてない)
換装した結果としては、G5で問題なく利用できているのですが、フルスペックは活かせていません。そもそも、このメモリを3200MHzで動作させるにはXMPに対応したマザーボードが必要ですが、Dell G5 5000はこれに対応していないため定格の2133MHzでの動作となる模様です。
Dellのマニュアルを読むと2666MHzでうごくっぽいぞとワクワクしていたんですが、
そんなことありませんでした。どうやら2666MHzで動作するのはDell純正のものを装着した場合のみ、らしい。
と思って調べてみると
— おはよう君(parody) (@ohayoyogi) 2022年12月7日
BIOSで使えるオーバークロックメモリを限定しているっぽいね😇https://t.co/UVxN4acmrA
これはやはり自作で使えと言うことか
そこまで違いがわかるか、と言われると絶対そんなことないんですが、フルスペック出てないのは気持ちが悪いので、このメモリは自作PCするときにまた活躍してもらおうかなと思います。(とりあえずG5に付けてはおくけど)
装着
というわけで、装着~~~~
(ほこりが汚い)
システムのセットアップ
と、今回はシステムディスクの換装を行ったので、Dell G5 5000をまっさらな状態にリカバリしてから開発環境を整えました。
OSの再インストール
「Dell OS Recovery Tool」というものを使用することで、Dellのマシンに応じたUSBリカバリディスクを作成することができるので、これを使いました。(Optiplex 9020のリカバリでもお世話になりました)
ポチポチとダイアログに従ってモデルやらOSの種類やらを選ぶとUSBに書き込まれるので、そこまで難しくないと思います。あとはいつも通りWindowsがクリーンインストールされるのでWindows Updateで当たるドライバを片っ端から適用していけばOKです。
Windows Subsystem Linuxのインストール
もはや開発環境としてDockerは外せないですね。というわけで、まずは最初にWSL(WSL2)の導入。
最近のWindows10はすごいので、WSLコマンドが初めから入っています。管理者コマンドプロンプトから以下のコマンドをたたいてWSLを最新化したのち、
wsl --update
Microsoft StoreからUbuntuをインストールするだけ。
楽ちんですね。WSLのデフォルトバージョンを2にするのには以下のコマンド。
wsl --set-default-version 2
Docker Desktopのインストール
正直Docker DesktopのGUIは要らないんですが、インストールでごちゃごちゃするのも面倒なため、Docker Desktopを入れてしまいました。まぁ個人利用ならライセンス的にも問題ないのでいいかなと。
https://www.docker.com/products/docker-desktop/
その他もろもろ
必要に応じて必要なものを入れていきます。
- Git for Windows
- Visual Studio Code
- node
- python
などなど。まぁdockerを使えるようにしたらpythonだのnodeだのはコンテナで用意すればいいので、実質必要なのはGitとVisual Studio Codeぐらいかなという感じ。
終わりに
リカバリから始めましたが、作業環境を整えるのはそんなに時間がかかりませんでした。ドライバ回りもWindows Updateでほとんどあたりますし、Docker環境とVSCodeが整えば開発ツール系が一式揃ってしまうので、すごい時代になったなぁと感じずにはいられませんね。
と、ここまでをブラックフライデー直後の土日あたりに記事で公開する予定だったんですが、なんだかんだ年を越してしまいましたw今見たらAmazonで買ったパーツ類がブラックフライデー当時より安くなってて悲しくなっています。