Windows 10 Homeだけどマイクラ統合版サーバーをリモートで動かす!!
この記事ではマインクラフト統合版を非GUI環境でリモートで動作させるべく、サービス化してバックグラウンドで動かす、ということをします。
はじめに
みなさん、マイクラ楽しんでますか?
私はマイクラはAndroidで統合版をやっていて(Java版はやったことがありません)、知人とマルチプレイをしてワイワイしています。
マイクラ統合版はクライアントソフト(Android版, Switch版, PS4版など)自体にもサーバーとなる機能がついていて、マルチプレイをすることができることにはできるんですが、 ワールドの主が不在の時はプレイできないなど、不便が発生します。Realmsというサービスを使えばサーバーを立てることができるんですが、VPSよりちょい安いぐらいな価格で、 ゲームへの月額課金としては結構高価な印象があります(多人数でワイワイやる分にはいいのかもしれない)
歴代マイクラ統合版サーバーたち
過去にマイクラ統合版サーバーを立てるという記事は3本書いていて、それぞれサーバー筐体が異なります。
「Thinkpad X220」というノートパソコンだったり、「Larkbox」というミニPC、最近ではARM64だけど無料で使えるIaaSの「Oracle Cloud」でサーバーを立ててきました。
実生活に及ぼす影響的に、Oracle Cloudが一番快適(無料、無音、ハイスペック!)だったんですが、どうもbox64でエミュレーションすると不具合が起きてしまったので素直にx86_64で動かそうかのうと思った次第です。
ARMでマイクラサーバー動かしてるけど謎のバグが発生してる。船乗ってるときに変なオフセット掛かって微妙に潜水してる
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年12月27日
これとか。なんか水面を船で進んでたはずが水の中を進んでる判定になって変につっかえたりしました。
今回はどうする?
というわけで、素直に「普通の」パソコンでマイクラ統合版サーバー立てるか~~~と思ったんですが、やっぱりファンレスで静かな方ががいい!ということで、 録画サーバーとして使用しているPentium J2900 を搭載したマシン にマイクラ統合版サーバーになってもらうことにしました。
この録画サーバー、かれこれ10年ぐらい運用していますが、特にそれらしい問題も起こらず、なかなかに偉いPCです。
Windows 10 Home マシンにマイクラ統合版サーバーを立てよう!
というわけで、タイトルの内容です。
Windows 10 Home で動かす場合の障壁 : どうやってリモートコントロールする?
今まではマイクラ統合版サーバーを立てるにあたっては Windows 10 Pro や Ubuntu を使用していたため、リモート管理はRDPだったりSSHだったりで簡単にできました。
しかし、 Windows 10 Home は Homeエディションなので「リモートデスクトップ」が使用できません。TeamViewer使ったりVNC入れたりすれば解決するのかな~とも思ったんですが、 あんまり導入を難しくしてメンテできなくなっても嫌だなぁという気持ちもあり、比較的「それっぽい」やり方を模索してみることにしました。
WindowsにSSHで繋げないと誰が決めた?
Windows 10から「なんか知らんけどsshコマンドが叩ける」みたいな状態になっているのは周知の事実かと思いますが、 実は「OpenSSH サーバー」も導入できます。いつの間にかサーバー機能も持たせられるようになっていたんですね~~~
SSHで繋いでも 開くのはおなじみの「cmd コマンドプロンプト」 ですが。
screenに類するものがない
「よっしゃ SSH で繋がるなら screen コマンド叩いてサーバー動かしてりゃとりあえず動くだろ」と私も思ったんですが、 cmdってバックグラウンドにプロセスを移すことができないみたいですね。
じゃあふつうはどうやるのよ = サービス化
「うーん、てことはSSHのセッション切れたら終わり、ってコト?!」
って感じで途方にくれましたが、まぁそんなアホな話はなく、「サービス化」すればよさそうです。録画サーバーとかそうしてるでしょうに。
マイクラ統合版サーバーをサービスとして動かそう!
というわけで、マイクラ統合版サーバーをSSHで繋いでバックグラウンド起動する、みたいなやり方を卒業し、「サービス化して、Windows起動したらもうマイクラ統合版サーバー動いてる!」 みたいなやり方に変えたいと思います。 (自動起動云々はお好みで変えられます)
世の中には私のような凡人が考えることをすでに実施している人がいてオープンソースで公開までしてくれているのでそれを拝借します。
その名も 「BedrockService」
これを導入していきます。
BedrockServiceの入手
入手の方法はいたって簡単。Releasesフォルダのzipファイルをダウンロード・展開するだけ!
https://github.com/ravetroll/BedrockService/tree/master/Releases
、、、ってオイオイって感じですが、ここらへんはプルリク投げるなどで貢献したいですね。
展開したフォルダを覚えやすい位置に置いておきましょう。
BedrockServiceの設定
展開したフォルダの BedrockService.exe.config
ファイルを編集します。
<BedrockServerExeLocation>C:\マイクラ統合版サーバーのフォルダ\bedrock_server.exe</BedrockServerExeLocation>
そして上記のように BedrockServerExeLocation
を編集し、マイクラ統合版サーバーのexeファイルを置いた場所を指定します。
マイクラ統合版サーバーは下記からダウンロードしてください。
BedrockServiceのインストール
BedrockServiceのフォルダで管理者権限でcmdを開き、下記を実行します
bedrockservice install bedrockservice start
アンインストールは以下
bedrockservice stop bedrockservice uninstall
動作確認
これで、マイクラ統合版サーバーがlocalhostで動いていたら完成です!
終わりに
以上、マイクラ統合版サーバーを動かす記事でした。前にも書きましたが、統合版サーバーは何回も作っては壊ししているんですが、今回は最適解を見つけられたような気がします。これが最後になるとうれしいw
BedrockService
にはなんとマイクラのデータを自動バックアップする機能などもあるみたいなので、もうちょっとソースコード読んだりドキュメント読んで試してみたいと思います。何か知ってることあったら教えてください。
終わりに2
本当はもっといろいろやっていて、WSL2であればscreenで別に動かせるなぁとか思っていたんですが、WSL2だとWindows-WSL2間のポートのマッピングをしなければならず、結構設定が煩わしかったので今回はやめておきました。(dockerもしかり)
終わりに3
マイクラ統合版のWindows10版を買いました。そしてRyzenのパワーを思い知りました(Thinkpad E495 でも全然遊べる)
PS4の DualShock4 をPCにつないで遊んでるけど、 XBox のワイヤレスコントローラが欲しい。
ヒツジ
うちの村です
AArch64 な Oracle Cloud Infrastructure で Minecraft統合版サーバーを動かす!【box86/box64】
今回の記事では64bit ARMプロセッサの上で x84_64 のバイナリを動作させることができる「box64」というソフトウェアを使用して、 本来 x86_64 でしか動作しないマインクラフト統合版のサーバー「Minecraft Bedrock Dedicated Server」を立ち上げてみます。
はじめに
「64bit ARM 4コア 24GB RAMのVMが無料!」
そんなニュースが出てから約半年が経過しようとしていますが、みなさん有効活用されてますでしょうか。グローバルIPがもらえることもあり、自分はVPNのサーバーとして使って自宅LANに入ったり自宅サーバーを公開したりするのに使っています(かなりオーバースペックだけど
久々にマインクラフトをやりたくなった!
どういうわけか最近、放置気味だったマインクラフトをやりたくなりました。以前も寒い時期にやっていた気がするし、冬ってマインクラフトをやりたくなる時期なんでしょうか(Log4jの脆弱性で取り沙汰されて目にしたからかもしれません)
我が家のマインクラフト環境は過去に記事にしたように、Intel CPUのノートパソコンに導入してConoHa上にwireguardで構築したVPNから公開して遊んでいました。
ちょっとやらなくなってしまってからはノートパソコンを電源いれっぱにして置いておくのもうるさかったので停止してしまい、 一緒に遊んでいた人も当然ログインできなくなってしまいました。
今回もノートパソコンで立ち上げてもよかったのですが、ほったらかしでも動作するようにクラウド上に上げてしまえー、ということでちょうど無料枠を持て余していたOracle Cloudにやってもらおうという魂胆でした。
ARMなCPUで実行する2つの方法
やり方としては2つあるかなと思います。
1. JAVA版マインクラフトのサーバを動作させる
本家マインクラフトはJavaで実装されているため、様々なプラットフォームで動作させることができます。Javaのランタイムが入っていさえすれば動作可能で、64bit ARMはスマートフォンで経験済みです。
Androidスマホでマイクラサーバー動いたわ。 pic.twitter.com/IzGO0GV4Bz
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年2月2日
プラグインを導入することで、マインクラフト統合版からでも本家JAVAマインクラフトサーバーに接続して遊ぶことができます。
UserLAndで動かしたマイクラサーバーにアプリから入ってみた。なぜかLANゲームから入れる pic.twitter.com/4pvvLkgpFV
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年2月2日
2. ARM CPU上でx86_64をエミュレートする
「QEMU」といったものを導入すればいろんなアーキテクチャ向けに作成されたソフトウェアを動作させることができることは知っていたのですが、最近「box86(box64)」というものが流行っているようで、巷では「Wine on Box64 on ARM64」という遊びが流行っているようです。
box86(box64) とは
低レイヤー全然わからないマンなので公式を見てください。
わからないなりにわかったことを書くと、ライブラリなど動的にリンクされるものについてはエミュレーションをせず、そのままネイティブにビルドされたライブラリを使用するのが特徴のようです(従来のエミュレータがどうなっているのかは知らないで言ってる)。32bit版が box86 で 64bit版が box64 と考えればよさそう。
box64 の導入
導入するのはARM64環境なので box64 を導入していきます。
box64/COMPILE.md at main · ptitSeb/box64 · GitHub
git clone https://github.com/ptitSeb/box64 cd box64 mkdir build; cd build; cmake .. -DRPI4ARM64=1 -DCMAKE_BUILD_TYPE=RelWithDebInfo make -j4 sudo make install sudo systemctl restart systemd-binfmt
なんか深夜だったので適当にRaspberry Pi 4の手順たどってしまったが本来はこれ を辿るべきだったのかも。
まぁでもうごいた(おい
Bedrockの導入
公式からサーバーのバイナリを落としてきて…(右側
展開して実行します
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
そして我が家!!(遠征して避難場所としてここ作った気がするんだけど、何やってたのか完全に忘れた…)
もうちっとだけ続くんじゃ
「ハイ、動きましためでたしめでたし」 という記事を書きたかったわけじゃないんだ…
実はこの内容、昨日の夜にbox64の解説 読んでて「あーもしかしてwrapper書けば動くんじゃね?」って思い立って実装したら動くようになったものでして… 昨日までは動きませんでした記事のはずだったんですよね。
それがなんと マージされてしまう という事態に。([WIP]のつもりだったのにw)
というわけで、mainブランチをビルドして導入するとBedrockサーバーが動くARM64環境が手に入ります。
ちょっと解説
昨日までのビルドでは この人と同じエラーが出ていました。
Trying to run the bedrock official server, newbie here · Issue #138 · ptitSeb/box64 · GitHub
Error: PltResolver: Symbol EVP_PKEY_verify_init(ver 2: EVP_PKEY_verify_init@OPENSSL_1_1_0) not found, cannot apply R_X86_64_JUMP_SLOT 0x510a8b0 (0x40c936) in ./bedrock_server
EVP_PKEY_verify_init
を参照しようとして見つけられなかった的なエラーです。EVP_PKEY_verify_init
とは何ぞや?ということで調べてみると、どうもlibsslがらみっぽいぞ?というところがわかってきました。
https://www.openssl.org/docs/man1.1.1/man3/EVP_PKEY_verify_init.html
で、コミットログを見てみると他にもライブラリを導入しているっぽいコミット があり、これを参考に実装すればあわよくば動くようになるんじゃね?と思って解説記事を読んだ、というわけです。
wrapperを作ろう
前の説明で、「box64ではネイティブにビルドされたライブラリを使用している」という説明をしましたが、それを実現するのが wrapper
です。
libssl周りのwrapperは wrappedcrypto_private.h あたりに定義があります。一部はすでに定義されているようでしたので、今回足りないと出た EVP_PKEY_verify_init
あたりを追加していきます。
wrapperは GO
マクロを使用して GO(<関数名>, <関数の型>)
という形で列挙していきます。
例えば、 EVP_PKEY_verify_init
は int EVP_PKEY_verify_init(EVP_PKEY_CTX *);
なので、GO(EVP_PKEY_verify_init, iFp)
EVP_PKEY_verify
は int EVP_PKEY_verify(EVP_PKEY_CTX *, const unsigned char *, size_t, const unsigned char *, size_t);
なので、GO(EVP_PKEY_verify, iFppLpL)
といった感じです。
先頭の i
は戻り値が int型であること、 F
は関数であること。残りの文字は引数の型です。詳細は以下の公式のブログをどうぞ。
そんな感じで、出てくるエラーを片っ端から潰していったら動くようになりましたとさ、ちゃんちゃん。
終わりに
というわけで、今回の記事は「自分のリポジトリにあるオレオレbox64を使えばマイクラ統合版動かせるぜ」記事だったはずなんですが、 「box64でマイクラ統合版動くぜ」記事になりました。
ちなみに、個人的なオススメマイクラ統合版クライアントは「Kindle Fire HD10」+「DualShock 4」の組み合わせです。
みなさまもよきマイクラ統合版ライフを!
ガラケーアプリ(ezアプリ)が遊べるアプリを作りました
以前、auのAndroidガラケー KYF31 でガラケーアプリを遊ぶ!という記事を書きました。
前回の記事は、jarファイルを分離してJ2MEエミュで遊ぶというものでした。まぁ言うなればただ動かしてみただけって記事です。
ソースコードに手を入れました
今回は使ってみて気になった点をコード書いて修正してみました。だいぶ良くなったと思います。
ガラケーアプリのエミュ(J2ME Loader)をちょこちょこ修正してるんだけど、音が鳴るようになったのでAVDで動作させたのを録画してみた。AVD経由だとキー取りこぼしまくって全然プレイできないけど雰囲気こんなかんじ
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年9月7日
MIDI変換がバグっててループがうまく動かない(曲の長さが変になってる・・・ pic.twitter.com/L1DtKMd2cK
直ったァ🤤 pic.twitter.com/vvDwAxSkaP
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年9月8日
どつきもち2ってあんまりやったことなかったな(2021年にデビュー pic.twitter.com/ETXoAVPL83
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年9月10日
こんな感じで、どつきもち2も魔神豪剣も初代豪剣も音付きでプレイできるようになりました。
kjxファイルのインストールに対応しました
前回記事では先述の通り、jarファイルに分解してインストールする必要がありました。それを分解せずともインストールできるようにしました。
「kjxファイル」という仕様自体がガラパゴスなので、海外のアプリが対応していないのは当然です。KJXのKはKDDIのKかな?
SMAFの再生に対応しました
ケータイの着メロに使用されていた、SMAF形式の音源データをAndroidで再生できるようにMIDIに変換するコードを書きました。
SMAF自体は国際的な規格のはずですが、海外のフィーチャーフォンアプリには使用されていないんでしょうかね。SMAFもMIDIもわからない状態からバイナリエディタと睨めっこしました。
ソフトキーに対応
ezwebアプリでは、ガラケーの上部のキーにコマンドをアサインすることができる仕様です。
当時のアプリも当然この仕様を使っていますね。ゲーム内メニューをソフトキーで開くアプリとかもあるのでこれが使えるようになると快適度が増しました。
本来この部分は多分kddiのガラケーOSが担っているだろうということで、今回はアプリのCanvasに無理矢理実装しました。今コード見ると2か所でコマンド実行のコードを重複して書いていて謎だ…(直そう…)
その他クラスを定義
auのガラケーアプリにはcom.kddi
パッケージのモジュールがあり、J2ME Loaderは対応していません。無いパッケージのクラスをロードしようとすると当然アプリが落ちてしまうので、ハリボテでもいいかとパッケージを用意しました。
https://nikita36078.github.io/J2ME_Docs/docs/ezplus_3/
J2ME Loaderの作者さんが昔のドキュメントを上げていてくれているのでここら辺を地道に実装していくしかなさそうです。
ダウンロードはこちらから
一応apkファイルにはしてみましたが、、、ご利用は自己責任で。
お手をお貸しください
昔のアプリをやりたい一心でここまで実装してきましたが、限界を感じ始めています。どなたかヘルプミー
アプリ化
ezwebアプリということではガラパゴスもいいところで、本流のソースコードにマージしてもらうことは望むべくもありません。
よって別アプリとして公開していくしかないと思うんですが、片手間ではPlayストア公開までは漕ぎつくことができませんでした。
どなたかアプリ化興味ある方いらっしゃいますか?もしよければソースコード使ってアプリ化しませんか?
Androidガラケーにもっと特化する
個人的にはこのアプリって、Androidガラケーに特化して作りたかったんですが、イマイチ情報が足りてません。
特に com.nextfp.android.util
パッケージなどは情報が皆無といってもよく、サードパーティがアプリを作るのはかなり難しい印象です。
どなたか情報をお持ちでしたらコメントいただけると幸いです。
終わりに
興味本位で始めたガラケーアプリで遊ぶ試みでしたが、実際にコードを書けて楽しむことができました。これからもいじっていきたいと思います。
今回使わせていただいたnikuQさんのホームページはコチラ↓
と思ったらアクセスできなくなっている・・・ もしかして閉鎖?! 😨
EOS Kiss M のストロボシューの蓋(カバー)をなくしたので互換品を購入しました
ストロボを装着したりするアクセサリーシューの蓋。あれが気付いたら無くなっててあせったので買いました。
同じように焦った(焦っている)人向けにどの商品が適合するのかを記事にしてみます。
蓋がない!!!
ある日気付くとアクセサリーシューの蓋がなくなっていました。
ストロボ使ったことないので何で取れたのか、どこに行ったのか不明ですが、とにかく気づいたら無くなってました・・・
たぶん蓋なんてなくても大丈夫な設計にはなっているんでしょうが、ホコリが溜まったり、電子接点むき出しは何となく心地が悪いのでフタを購入しました。
純正品は公式から買えます
アクセサリーシューカバー(黒) 対象機種:EOS M5/EOS Kiss M:付属品・部品 通販|キヤノンオンラインショップ
互換品のほうが入手性が高い
残念ながら入手性は互換品の方が高いです。
互換品の方が安いのはまぁ仕方ないんですが、通販サイトに載ってないのはちょっとしんどいですね。しっかり5500円未満は送料取るみたいですし。
というわけで購入&装着
というわけで、JJCというメーカーの互換品を購入してみました。
装着してみましたが、見た目的に違和感はなしでした。写真だとちょっと右に寄って付いちゃってるように見えますが、失くしてしまったので純正との比較はできず・・・
まぁでも接点と間にホコリが溜まるのを防げればいいのでとりあえずはオッケーかなと。今回はたまたまハマりましたが、個体差などもあるかもしれませんので、購入の判断はご自身でなさってください。
オマケ
中古で購入したマクロレンズ EF-M 28mm F3.5 にレンズキャップが付属していなかったので別途購入しました。買うなら「E-43」というサイズです。
うーんでもこれ、レンズフード付けてる分にはキャップいらないような気も・・・
終わりに
以上、アクセサリーシューカバーを購入した日記でした。
【アイリスオーヤマの電気圧力鍋】 PC-MA2 と PC-EMA3 の比較
調理ガジェット「電気圧力鍋」ですが、今回 PC-MA シリーズから PC-EMA シリーズに買い替えて泣きを見たので記事にしました。
対象読者
- PC-MAシリーズをすでに使っていて、買い替えを検討している方
- PC-EMAシリーズ購入を考えている方
PC-EMA3 は PC-MA2 の後継モデルではない
これは完全にこの商品の型番を理解していなかった自分の落ち度なんですが、「EMA3」は「MA2」の後継モデルではありませんw
「PC-EMA3」というのは「PC-EMA」シリーズの3L容量モデル。「PC-MA2」というのは「PC-MA」シリーズの2.2Lモデル、と考えればよいです。ちなみにPCは「Pressure Cooker」の略っぽい?
電気圧力鍋 KPC-MA2/KPC-MA4/PC-MA2/PC-MA4|アイリスオーヤマ
以前 PC-MA2-W (PC-MAシリーズ 2.2Lモデルのホワイト)を購入した際に、「KPC-MA2」というモデルも見ていて、「PC」「KPC」の違いはインタフェースの違い程度に記憶していたので今回もそんな感じかなと思って深く考えずに購入してしまいましたw
PC-EMA シリーズは PC-MA シリーズの廉価版?
「PC-EMAシリーズはPC-MAシリーズより自動調理メニューが多いです」みたいなことを書いているレビューサイトがありますが、あれは単純に プリセットされているメニューが多いだけで調理の幅が広いことを示すわけではありません 。
PC-EMAシリーズはPC-MAシリーズから「蒸し調理」「鍋モード」が削られているため、一台で行える調理のバリエーションはPC-MA2より少ない です。
公式には型番「E」の意味は書かれていませんが、これは機能を削る代わりに商品価格を抑えた廉価版を示すEなんじゃないかと思います。
写真で見る違い
というわけで、写真で違いを見ていきましょう。PC-MA2が左で、PC-EMA3が右です。PC-MA2はだいぶ使い込んだので結構汚れていますので、汚れはスルーでお願いします・・・
正面
まずは正面からの比較です。大きく気になるのは背が高くなっているところでしょうか。PC-MA2は「なべモード」なるモードがあって、食卓においてグツグツできる機能があるんですが、仮にPC-EMA3になべモードがあったとしてもこの背の高さじゃ囲むのキツいですねw
鍋にセットするお釜も本体サイズと同じように深めのつくりでした。
背面
PC-MA2がマグネットプラグ(炊飯器とか魔法瓶とかで使われているやつ)であるのに対し、PC-EMA3は直結タイプになってます。この製品、電源を切るときは必ずコンセントを抜かなければいけない ので、やりやすさがだいぶ変わってきます。これは個人的にマイナス408971095702点ぐらいです。
トリセツ
取扱説明書の比較です。PC-EMA3は本体の取扱説明書一冊ですが、PC-MA2にはレシピブックがついてきます。
PC-MA2はプリセットされている自動メニューの数ではPC-EMA3に劣りますが、このレシピブックを読みながら手動メニューをポチポチ設定するだけで幅広い調理が可能です。
比較まとめ
というわけで、比較してみました。同一条件で調理して味の比較などはしていませんが、個人的には買うなら PC-MA2 一択かなーと思います。
PC-MA2 が向いている人
せっかく場所を取るんだから、電気圧力鍋を 便利なサブ鍋として使いたい人 はコチラを選ぶとよいかなと思います。
「なべモード」はその名の通り鍋として使用可能ですので、コンロが1つ増えるような感覚です。 ちょっと炒めてから煮たりしてもよいと思います。
「蒸し調理」もできるので、中華まんとかおいしくフカフカに蒸かすこともできます。これも付属の蒸し器に具材を並べてポチポチボタンで蒸し時間設定すると適当にやってくれるのでとっても簡単です。
PC-EMA3 が向いている人
これは 圧力鍋としての機能しか求めていない人 におすすめなモデルかなと思います。
Amazonとかでも7000円で買えるので、安さを追求してこれを選ぶのはありかなと思います。(2021年10月現在)
とりあえず圧力調理でカレーとかも美味しくできるので、圧力鍋は圧力調理さえできればいいんだ~~という方はコチラを買えばいいと思います。
終わりに
povo 2.0はガラホ GRATINA 4G KYF31 でも使用できる(通話・データ通信可)
普段通話用として利用している au のガラホ「GRATINA 4G KYF31」ですが、今回基本使用料が0円な「povo2.0」が発表されたこともあり、切り替えてみました。
au → povo 2.0 への切り替えは簡単
新規登録が始まって1時間程度は申し込みが殺到したようでWebからもアプリからも503エラー(Service Unavailable)が表示されていたんですが、一度繋がるとすんなり切り替えできました。
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年9月29日
ほ確認 pic.twitter.com/0Fxv9IKFce
— おはよう君 (@ohayoyogi) 2021年9月29日
すでに持っているau回線(au ID取得済み)を切り替える場合は、既存の情報を引き継ぐか?という画面が出て、ハイ、ハイと進めていけば特に本人確認も必要なく手続きが完了します。
なお、注意点としては、サポートのチャットはまだ稼働して間もないためか問い合わせが殺到しているためかはわかりませんが、散々待たされた挙句、「この案内あってんのかなー。担当者もわかってないんじゃないかなー」となる部分もありましたので、入力については細心の注意を払って行った方がいいです。不備があった時に直すのが非常に面倒。
(自分は配送先住所をタイポしてサポートを依頼しましたが明瞭なサポートを得られませんでした。結局、ヤマトがタイポを読み取ってよしなに対応してくれたため事なきを得ました)
SIM着弾
SIMは翌日届きました。届かなかったら月跨いじゃうのでどうしよ~~~なんて思ってたんですが杞憂でした。しかし、月末に新規受付って月跨ぎみたいな事情もあってサポート大変になりそうな気もしますが…まぁそういう人はeSIMで開通しろって話ですねw
eSIM勢は即日試せてていいな~と思ったんですが、物理SIMでもこの早さなら十分ですね。
パッケージのデザインはこんな感じ。黄色とグレーの配色がかわいいですね。auのオレンジも個人的には好きなんですが、au系のサービスのデザインは私のツボにはまる模様。
アクティベーション
SIMカードが届いたらアクティベーション(有効化)を行います。例によってアプリが503エラーを吐いて開けなくて困った・・・!
というわけで、503が解消されるのを待ちつつ、有効化を実行してみました。手順は同梱のマニュアルにも書いてありますが以下を参照。
SIMカード開通手続き | SIMご開通手続き | お客さまサポート | povo
今日になっても503になるとは思っていなかったので、「ぐわー、有効化前もってやっておけばよかったー。月跨いじゃったらどうしよ~~~」となったんですが、上記ページにある通り、SIMカード台紙裏面のバーコードを読み込まなければいけない仕様なので前もってやっておくのは不可能でした。
ちなみに、アクティベーションを実施すると即座に(有効化完了の通知が来る前に)変更元のau回線は不通となり、変更後のSIMでは通話のアンテナピクトが表示されるようになりました。
APN入力
有効化が完了する前にAPNを入力しておきます。設定値は下記リンクに記載されています。
SIMカード開通手続き | SIMご開通手続き | お客さまサポート | povo
GRATINAが自動的にAPN設定を拾えるなどということは望むべくもないことなので、手動でポチポチ。
すると…
キマシタワー。128kbpsはやはり激重でしたが、ちゃんと無トッピング(月額0円)でもパケットは落ちてくる模様。
終わりに
というわけで、自分の音声通話用端末GRATINA 4G君ですが、povoになっても続投ということでまだまだお世話になります。しかも、povo2.0に変更することで基本料が900円近く安くなり、パケット通信もできるようになってしまいました~~~~
GRATINAではこういう↓遊び方もしているので、povoでAndroidガラケーが再着目されたりしないかなーと思ったり(ないかw)
Androidガラケーで昔のガラケーアプリを遊ぶ!
魔神豪剣、Mobile RogueLike、などなど。。。
世代の近い人なら刺さるのではないでしょうか。まもんず(にくQ) さんとか、uni-que(Simple is best?) さんとか、当時のあの自由なようで今思えば不便だった時代に、ずっと遊べるフリーゲームを提供してくれた作者の方々には感謝してもしきれません。(当時はパケ定(パケット定額)が出たばかりで、月々の上限10000パケットに抑えるべく、アプリをダウンロードするにも容量を気にしていました。)
もちろん有料アプリでも遊んでました。「フライハイトクラウディア」とか電車に乗ってる時間で何周したことか笑。とか思い出しながら調べていたらこんなニュースが
おっさんホイホイ ですね。
というわけで、ノスタルジックな気分になれるガラケーアプリを最新のAndroidガラケーで遊んでいきたいと思います。
遊び方
遊び方はいたって簡単。エミュレータを導入して実行するだけ!
エミュレータ J2ME Loader の導入
昔のガラケーアプリは「J2ME(Micro Edition)」というリソース制約のあるデバイス向けの軽量Java(認識あってる?)で書かれています。
世の中にはそのJ2MEのエミュレータを書いている人がいて、Androidアプリとしてリリースしている人がいます。しかもAndroidガラケーで使えば物理キーも使える!(もちろんタッチオンリーなAndroidでも仮想ボタンで遊べます)
Playストアはこちら → J2ME Loader - Google Play のアプリ
最新のapkはGitHubの Releaseページ からダウンロードすることができます。個人的には物理キーがある端末で遊んだほうが楽しいと思うので、ガラスマ使ってる人にはこのリンクからダウンロードしたほうが扱いやすいのかなーと思い載せました。(ダウンロードしてADBでインストールしてください)
JARファイルの用意
当時、ガラケーアプリは規格が統一されておらず、DoCoMo版ならiアプリ用、Au版ならezplus用のパッケージングを行う必要があったみたいです(最近知った)。
ezplusの場合、「kjx」という拡張子のファイルがアプリ本体のバイナリで、「jar」ファイルとアプリのメタデータを記載した「jad」ファイルで構成されているようです。
kjxという拡張子の技術情報が当時はツールとともにKDDIから配布されていたらしいのですが、どこもかしこもリンク切れで完全にロストテクノロジー感があるんですが、 かろうじてkjxからjarとjadを抜き出すツールが存在しました。
このツールを使ってjarファイルを抜き出せば、エミュレータに食わすことができます。
肝心のkjxファイルの入手先ですが、多くのアプリ配布サイトが配信を停止している中、「にくQ」のサイトが配布を継続してくださっていました。感謝…!!!
http://www.nikuq.com/ez/cgi/ezplusdl.cgi
JARのインストール
jarファイルが出来上がったら、Androidデバイスに転送します。USBで繋いで、適当なフォルダに放り込みます。(私はDownloadフォルダによく放り込みます)
そして、J2ME Loaderを起動してアプリの+ボタンからインストールしたいファイルを選択します。
アプリの起動
初回起動時、アプリの設定画面が開きます。
にくQの「魔神豪剣・練」を起動するときは上記の設定にしてみました。アプリによってはここの設定次第で表示が崩れたり、全画面に描画されなかったりします。
いざ、起動
フォ~~~!!!高まりますね
文字化けでグハッとなりましたが、始まってみると昔のあのままって感じで一気に15年ぐらい前に戻された気分になりました。
GRATINAでプレイ
ここまではAndroidのエミュレータ上で動かしたJ2ME Loaderで試していましたが、実機で試してみます。
やっぱり物理キーがあるといいですね。夢中になった当時を思い出しますw
終わりに
通話用に使用しているAndroidガラケーで何か遊べないか?と考えていましたが、こんな遊び方があったとは・・・!またフリーゲーム作者の方にはお世話になります。
Androidアプリは多くのアプリがタッチ前提に作られているので、昔ながらのポチポチするタイプのゲームはタッチでプレイしていると違和感を覚えてしまうことがありました(アクションゲームとかターン制のローグライクゲームとか)。やっぱり物理キーを使ったゲームは操作性が抜群によいなと再認識しました。
今回調べていて残念だったことは、多くのガラケーアプリ作者がその公開をすでに終えてしまっているというところです。そりゃあ何年も経過しているわけですし、当然といっちゃ当然なんですが…
ゲーム作りができない自分にとって、できる貢献といえばオープンソース公開されているJ2ME Loaderへのコントリビューションぐらいでしょうか。今回試してみて動かなかったゲームも少なくなかったので(というかほとんど動かない)、そういったゲームが動くようにできれば、と思います。