2024年のAliExpress サマーセールでTrimui Smart Proを購入しました。
届いた
というわけで届いたのがコチラ
スペック
今回購入したTrimui Smart Pro (TG5040)は以下のようなスペックです
CPU: Allwinner A133Plus Cortex-A53 4Core 1.8GHz GPU: PowerVR GE8300 RAM: 1GB 稼働時間: 5h以上 ディスプレイ: 4.96インチ 1280x720
まぁ 4コアARM で 1GB のRAMっていうのはLinux系のエミュ機の標準的なスペックだと思います。
対抗馬: Anbernic RG35XXH
世の中にはエミュ機ってほかにもたくさん出ていて、有名なのでいくと Anbernic だったり Miyoo というブランド?会社のものがあります。
当初は Anbernic の RG35XXH というモデルを買おうと思っていたんですが、以下のような理由から Trimui Smart Pro を選ぶに至りました。
- RG35XXH は公式ファームウェアがオープンになっていない
- Trimui Smart Proのほうが液晶が高スペック(1280x720 4.96インチ vs 640x480 3.5インチ)
Anbernicの方がホームページがしっかり作られていて安心感みたいなのはあったんですけどね・・・
結構いい作りをしているハード
というわけで、届いたTrimui Smart Proを開封してみました。今回はハードを観察してみます。比較対象は初代Vita(Vita 1000)と新型(Vita 2000)です。
上から見た図
下から見た図
重ねてみるとサイズ感がよくわかると思います。パッと見た感じだと厚さは「Vita 1000 > Trimui Smart Pro > Vita 2000」、大きさは「Trimui Smart Pro > Vita 1000 > Vita 2000」という感じでした。やはりVita 2000はコンパクトにまとまっていて携帯性が最強なんですが、Trimui Smart Proも結構いいセンいっていると思います。
つくりに関しては本家Vitaに比べてスティックの突出が少ないので不安感は少ない、というのとL, L2, R, R2, 音量, 電源といったあたりのボタンがカチカチと安っぽいのがまぁプラスポイントとマイナスポイントって感じでしょうか。
自由に機能を割り当てられるFnボタンとか、L2R2とかはVitaにない特徴でとても面白いんじゃないかなと思います。あとはUSBをつなぐことができたりするみたいなので、それも便利そうですね(まだ試していない)
おまけ: ダイソーの保護フィルムを貼る
先日5chでダイソーの5.5インチスマホ用保護フィルムがフィットするという情報を見つけたので買ってきました。
スマホ用液晶保護強化ガラス 5.5インチ MSGS-29 - ダイソーネットストア【公式】
こういう感じの商品です。
確かにサイズはピッタリですね。ちょっと縦が足りないし厚みはあるけど個人的にはめちゃくちゃいいと思う。
おまけ: Trimui Smart ProのSDK
SDKの存在とか確かめずに買ってしまったので、正直焦ったんですがちゃんと公式が配布しているようです。
さすがに商品ページで「Open Source Linux」と銘打ってあるだけあって、SDKもファームウェアも公開されている模様で安心しました。
SDKも揃ったとなると、結構ワクワクしますね。時間を見つけてRetroArchに載せられるアプリを作っていきたいと思います。
終わりに
今回は人生で初めてエミュ機というものを手にしました。イメージに反してクオリティが高くビックリしています。
エミュ機の購入自体に結構悪い印象を持たれる方いると思うんですが、何もROMを違法コピーして遊ぼうっていうわけではないので安心してください。ただ単に開発用に液晶・コントローラ付きのLinux機を目当てに買っているだけです(実際シングルボードコンピュータに液晶とボタン付けるのよりは絶対に安い)。
何かできたらバンバン公開していきますので、その時は応援よろしくお願いいたします~~~~~